第2回:大学生に聞いてみた!

さあ始まりました、第二回大学生に聞いてみた!!

今回は、イギリスに1年間留学した方にインタビューをしてきました!

 

 

 

―留学にいこうと思ったきっかけはなんですか?

いろんな人と話したかったのはもちろん、そのうえでの最低限の英語力を身につけたかったことのほうが大きかったです。どちらかといえば語学重視でしたが、語学だけで終わらないよう、こういうことしよう、とかは多少考えていて、最低限の力を身に付けたうえで、留学後半になにかできたらいいなと思っていました。

 

 

 

 日本文化を広めたい

―留学先で何かできたらいいなと言っていましたが、どんなことを?

「日本の何かを広めたいな」と思っていて、自分が日本の文化について一番知っているのはなにかと考えたときに出てきたのが、小学校から続けていた柔道でした。イギリスに行ったときも、イギリス国内で柔道について一番知っているのは自分なんじゃないかなと。そこで、柔道教室を開きました。あとは、大学の日本文化サークル的なものに入ってみたり。大学の柔道部、アイスホッケー部。旅行もたくさんしました。実際、留学中にしたことはそんなになく、留学中になにかしたかといえばやっぱり柔道教室ですね。

 

 

―実際、向こうで柔道教室を開いたわけですが、大変だったことはありますか?

いや、楽しかったですね。教室探し、講師探し、ライセンスの取得から始めましたが、やってできないことはないんだなと。ただ、柔道の認識が向こうでは違っていて、柔道=格闘技という、勝負より戦い、みたいな認識がありました。なので、武道というのは、相手がいるからこそ成り立つものだし、相手を尊重するものなんだよ、という柔道に対する考え方から教えていきました。

 

 

 

「海外ってどんなところなんだろう」

―語学力を重視していたようですが、もともと海外への興味はありましたか?

留学に行くまでは、一度も海外に行ったことがなかったので、どんなところかな、という程度でした。一番は、「海外に行ってみたい」という思いもありましたね。

 

―この留学が初海外ということですが、なにか海外に対して不安はありましたか?

面白いくらいに、なかったんです(笑)周りの人の方が心配してくれて。特に家族の中では、出発日が近づくにつれてどんどんおおごとになっていって、終いには「トイレットペーパー持っていきなさい」といわれ、渡されたときは衝撃でしたね!さすがに日本に置いていきましたけど(笑)

 

 

ー留学先をイギリスに決めた理由はなんですか?

アメリカ留学も考えたのですが、アメリカ人としか触れ合えないと思って。留学先のケント大学は、1/4位が留学生で構成されているんです。いろんな宗教、文化、言葉などの背景、バックグラウンドを持った人たちとと関わりたいと思っていたので、この大学に留学を決めました。そいう意味も含めてイギリスでした。

 

 

―留学先であった出会い、なにかありますか。

旅行先で出会った人たちも含め、向こうで深く関わった人たちとの出会いは大事にしていきたいと思っています。東京オリンピック決まった瞬間には、メッセージがたくさん来ました。彼らにとって、東京といったら自分なんだなと感じて、なんだか嬉しかったです。

実際、去年の夏にはベトナムへ友人に会いにもいきました。彼はベトナム人だけどイギリスの大学で3年間過ごす予定の人で、仲良くさせてもらいました。ドイツ、マドリードに行った時も友達の家に泊めてもらいました。つながりはほんとに大事にしていきたいですね!

 

―では、留学後は海外へ行くことが多かったのですか?

留学中も結構行って、特にヨーロッパはたくさん行きました。旅行できるっていうのも結構イギリスを選んだ理由でした(笑)イギリスからフランスまで3000円でいけるんですよ!いるときだけで10か国は行きました。

 

 

―留学中はいろんなところへ行くべきだと思いますか?

正直、自分は行き過ぎたと思っています。イギリスに留学していたのに年末の休みはドイツに1か月いたりとか(笑)でも旅行することによってその国の文化や生活スタイルを学べたと思うと、よかったなと思います。それぞれの国で友達の家にもいったから、家のスタイルも分かったし、家族にも会って、一日友達の弟とサッカーゲームして遊んだり。一度も勝てなかったけど(笑)

そういうのも含めてよかったとは思うけど、もし、せっかく留学してるんだからイギリスで過ごした方がよいと言われたら、それも正しいことだと思うので。どっちがおすすめというのはなくて、自分には旅行は楽しかったし、やってよかったなと思います。

 

 

―留学中OR旅行中、なにかハプニングはありましたか?

語学は最初困りました。最初の方は本当に聞き取れなくて・・。講義とかになると聞き返すこともできないし、特に大教室だと本当にわからなくて。

なので、録音機を持ち込んで録音し、部屋に戻って何度か聞くってことを最初の1、2か月くらいは繰り返していました。語学学校じゃなくて普通の授業をとっていたので経済学とかも普通にとっていて、ミクロマクロ、ゲーム理論、統計学がもちろん全部英語で(笑)大変でした。

旅行では、スイスに行った時。カードだけで2日間過ごそうと思っていたんですが、国によってトイレにお金を払う国があって、スイスがそれで・・コインを入れないといけないんです。最終日、飛行機に乗る前にトイレ行きたくなったけど、「コインない!」てなって。カード入らないし本当に困りました(笑)

 

 

―海外に行ったことで、海外へのイメージは変わりましたか?

料理がおいしい。

―意外ですね・・!

イギリスって結構「おいしくない」と言われてますが、僕はそうではなくて、薄味で、自分で味付けして食べる文化なんだと思うんです。テーブルには必ず塩コショウが置いてあり、パブとか行くとたくさんの種類のソースやマヨネーズ、ケチャップなどがあってつけて食べるんです。

日本人が、そのまま行って、日本の感覚で出てきたものを食べるから「味薄い・・!」と感じてしまうけど、イギリスの文化は自分で味付けするものだから、それを楽しめるひとには向いてるんじゃないかなと思います。

 

 

 留学したからこそわかった国の文化

あと、イギリスの食文化ってあまりないんですよね。

産業革命がイギリスで起こった時、イギリス料理が確立される前に他の国の料理が入ってきたのでイギリス料理が発展しなかったんです。逆にいうと、イギリス国内ってたくさん民族料理屋があるんですよ。特にインドが多くて。チキンティカマサラっていう料理も、インドにはなくて、イギリスのインド料理屋さんにはあるんです!インド料理がイギリス国内でさらに発展してうまれた料理なんです。なので、イギリス料理は、どちらかというと種類が少なく、味も薄味という文化なんだなと、向こうに行って感じました。

 

―これから行ってみたい国はありますか?

インドと南米ですね。

ゼミで開発経済をやっていて発展途上国に若干興味があって。そういう理由もあって、ベトナムとカンボジアは去年行きました。その延長ではないけど、発展途上国の代名詞的な、そしてなんかちょっと『インドにいったら何かがおこる』的な噂も気になるので(笑)

南米は、ミステリアスな雰囲気に惹かれて(笑)アジアアフリカとかは若干イメージできますが、「南米・・??」みたいな。単純に、ウユニ塩湖やマチュピチュにも行ってみたいです。

 

 

 

 

「留学はゴールではなく、スタート」

―これから留学する方に向けて、これはした方がいい、ということ教えてください!

「留学した」とうことで満足してはいけないと思います。留学をしたあとに、自分は何ができるのか。留学先で、何かを成し遂げる。例えばそれが日本人だからできることとか、日本人の中でも自分だからできること、自分でしかできないことなのかはわからないけれど、留学先で、自分にしかできない何かを、周りの人と違った強みみたいなものをさらに押し出していく、ことが必要だと思います。

 

なるべく人と話すこと

部屋にこもりきりとかじゃなく、外に出る。

日本人と固まるなっていうけど、留学先で会う人って結構価値観が似ていたり、目指すものが近くて留学しに来ているから、困ったときに相談したり、将来のこと、帰国してからのこととかを話すのは有益な時間だと思います。向こうで仲良くなった日本人とは、いまでも連絡を取っています。その人は違う年代の人だけど、向こうであったから同級生みたいな感じで。同じ悩みを共有した者として思い出話もできるし、辛さを共有した者として、まじめな話じゃないけど、心のこもった内容のやり取りもできるので。現地で日本人と絡むなっていうのは、どうなのかな、と感じますね。個人の意見としては一概に悪いとは言えないと思います。

 

留学したあとも、なにかできればいいと思う。

僕自身、帰ってきてから後輩に英語を教えるところで働いてみたり、後輩の留学の支援をしてみたり、翻訳のバイトをしたりしました。また、アジア国際柔道大会みたいなものがあって、添乗員として英語で選手とやりとりしたりもしました。留学へ行って、自分にしかできないなにかをして帰ってきて、その経験をもとに自分にしかできないなにかをする。

すべてを点で終わらせないで、線でつなげて。先へ先へ進んでいく。

自分のなかにとどめないで、周りのひとになにか手助けをしてあげるっていう姿勢でなにかに取り組めるとなおいいのではないかな、と思います。

 

 

 


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