【世界の衣食住】 ミャンマー

今回の世界の衣食住はミャンマーについてご紹介いたします!
****************************************************
今年3月末に半世紀ぶりに新政権が発足したことで注目を集めるミャンマー。
そんなミャンマーが多民族国家だと知っていましたか?
約7割を占めるビルマ族をはじめとし、シャン族、カレン族、ラカイン族、華人、モン族、インド人など、135の民族が暮らしています。
では早速ミャンマーの衣食住を紹介します!
~衣~
ミャンマーの民族衣装は「ロンジー」といいます。
見た目に反してとても動きやすく、またミャンマーの暑い気候に合った風通しのよい服装で、現代でも日常的に着られています。
各民族、それぞれ独自のロンジーの模様や型を持っています。
また、職業によっても決められた色と模様があり、例えば学生や教師は無地の緑、看護師は無地の赤を着用します。
女性のロンジーは「タメイン」、男性のロンジーは「パソー」と呼ばれます。
~食~
中国とインドが近いミャンマーはその影響を受けつつ、独自の民族料理をつくり出しています。
ミャンマーで最もポピュラーな料理はビルマ料理。
(引用:www.spintheearth.net/travel_myanmar_food/)
主食はお米ですが、麺類もよく食べられています。
おかずは「ヒン」と呼ばれ、油を多く使用した煮込み料理や和え物、炒め物、揚げ物など様々。
この「ヒン」という単語は、同時に「カレー風煮込み料理」を指しており、ヒンはビルマ料理の定番のおかずです。
ヒンのベースは玉ねぎで、味付けに魚醤、やターメリック、塩、ニンニクなどが使われます。具は、豚、牛、羊、鶏、魚、卵、豆など様々。
これらを水と食用油で煮込み、うまみを吸い取った油も含め、ご飯に乗せて混ぜて食べるのが一般的です。
~住~
ミャンマーでは人口の70%が農村で暮らしています。
農村にある家の多くは、木・竹・葉を使って建てられています。
家族は平均で7~10人と日本と比べて多いのも特徴です。
(引用http://dooraku.com/page084.html)
ミャンマーの気候は北部が温帯、中部から南部が熱帯となっており、それに合わせてこのような風通しよい家の造りになっています。
いかがでしたか?
政治に関する記事が取り上げられることが多く、なんとなく旅行先として馴染みの薄い国ですが、実は観光名所も多くあり、治安もよいそうです!
次の旅行先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
以上、ミャンマーの衣食住でした!