パリ(フランス)
2010年夏休み
去年の夏、僕は人生で初めての海外へ家族と共に旅立ちました。行先はフランス。
どこぞの旅行会社によるツアー…7日間でいくフランス世界遺産の旅に便乗したのです。
その時僕は大学一年生で、僕がこの海外旅行に行っている間に大学の教職課程登録をしそびれ、他の学生よりも多大な遅れをとってしまったというのは
また別のお話。
今回はその世界遺産ツアーの中から、都市情報ということでみなさんご存じパリについて少しの間お時間を頂いで述べていく次第でございますのでどうぞよろしく。
パリといえば…?という問いに対する答えはみなさんそれぞれ違うでしょう。僕がパリに降り立つ前のAnswerは
そうです、皆さんご存知“エッフェル塔”
これはそのエッフェル塔の展望スポットである広場を手前から見た写真です。ちょっとよく見ればわかると思いますが結構な数の観光客がいます。もうちょい近づいてみましょう…
…
綺麗なエッフェル塔ですね~、そして良い天気!
僕がフランスにいた一週間ずっと素晴らしい天気でほんとに最高でした。
ちなみに多分みなさんが気になっているであろう、見事にエッフェル塔のナイスショットを邪魔してくれてむしろナイスショットなこの黒人さんは、観光スポットには必ず5人以上はいる歩くお土産販売屋さんです。彼の右腕をよく見てみてください。すさまじい数のエッフェル塔キーホルダーが…。ちなみにベルサイユ宮殿などの数々の世界遺産でもこの手の方々はエッフェル塔関連グッズばっか売ってました。
それはさておきもちろんエッフェル塔は素晴らしかったのですが昼間だったらエッフェル塔よりも僕が感動したスポットがあります。
それはあの“凱旋門”…
…から始まる“シャンゼリゼ通り”と呼ばれる有名な大通りでした!!
もう本当に素晴らしく美しい光景でした。
このシャンゼリゼ通りを見た瞬間、日本人には悪いですが僕は「東京はパリに勝てねぇ…」と心の底から思い知らされたようでした。
そのくらい本当に綺麗な街並みでした。本当に。
綺麗な街並みにはもちろん理由があります。
ここで少しクエスチョンです。
パリの通りに並ぶお店は、テントの色をある3色のうちからしか使ってはいけないのです。
さてその三色は何色でしょう??またその3色は何に関連した3色でしょう??
…
ヒントにパリの街並みを↓
まぁこれで一色はお分かりでしょう。
答えは…
もちろん赤、そして白と青なのです。
そしてこの三色が示すのは…
フランス国旗の3色…ですよね?
…ということでフランス・パリでは景観を保つためにショップのテントの色は赤青白の3色のどれかを使うように決められているのです。
その他にももちろん電柱は皆無。電線は全部地中などなど他にも色々景観を保つために工夫がなされているのです。さすがパリ。
あ、そうそうパリの道路が凱旋門を中心に円状に広がっていってるのはみなさんご存じでしょうか。円状に広がっているので街中を歩くときは注意しながら歩かないと、目的の場所に着くまでに思いもよらぬ遠回りをしてしまうのでご用心を。
さてその円の中心にはもちろん凱旋門があるのですが、これがまたすごい。
ご覧のように中心に集まってきた車はみんな同方向に円を描きながら進むのです。
これの何がすごいって凱旋門の周りには信号もなければ車道を区切る白線もない。ましてや整備する人もいない。つまりみんな各々の道路からどんどん円状に連なる車の渦に加わり、その中で適当に移動して自分の行きたい道を目指すのです。ガイドさんが言ってました、「交通事故してみたいな~って思ったら凱旋門がお手軽だぜ」って。
なので凱旋門の足元にいくのも一苦労でした。結構スピードある車の渦の途切れてるとこ見つけてとびこまにゃあならんのですもの。
ちなみに交通事故の数はもちろんハンパじゃないらしいです。みなさんも凱旋門の足元まで行くときはご用心を。
さてさてパリに行ったら是非みなさんにも足を運んでもらいたい場所が他にもたくさんあります。
そのうちのひとつは“モンマルトルの丘”と呼ばれるところです↓
これはその丘の上に立っている寺院です。まぁこれもめっちゃ綺麗なんですがもっと良いのがこの丘からの景色!↓
なんとパリの街が見える見える超綺麗!
しかも路上ではもう至るところからお洒落なバイオリンやギター、歌声が響いてくる。
もうね、ほんとに良いところなのです。
そしてこの景色の他にも、先ほどの寺院の奥へと進むと…
似顔絵描きのおじさんやらおばさんのお店が連なり、お洒落なカフェもたくさん、さらにはバイオリンやらチェロなどの路上ライブ…もうね、音楽好きにはたまりません。
ちなみにこの写真の真ん中の女の子、演奏される音楽に身をゆだねて流れるように踊っててとっても魅力的だったのでした。
路地裏はこんな感じ↓
もうとにかくパリにいったら是非一度足を運んでみてください…“モンマルトルの丘”。
移動にはパリでは地下鉄が便利です。めっちゃ発達してます。ちゃんと乗り方調べてから乗りましょう。
あ、もちろんスリには用心が必要不可欠です。電車乗るときや人ごみに紛れるときはバックは常に体の前に持っていることをお勧めします。観光スポットにいくとアナウンスでも「スリがいます。気を付けてください。」って流れてるんです。
ご用心を。
さてさて長々と喋ってきてしまいましたが、そろそろ終わりにいたしましょう。
最後に、もう1か所紹介しておきましょう。
そうです、みなさん御存知トム・ハンクス主演の映画「ダヴィンチ・コード」にも登場したこのガラス状のピラミッドがシンボルマークの“ルーヴル美術館”です。
もうね、ここもね、美術館に入る前からもう素敵素敵。
美術館はこのピラミッドの真下が入口になっているのですが、もう数多の美術品を見る前の地上からやっぱスケールが違いましたルーヴル。
美術館に入る前に敷地内で半日ぐらい散歩するのも全然楽しいんじゃないかと思えるほどの景観美でした。案の定デート中のカップルさんもいらっしゃいました。否が応でも綺麗な景観とカップルとかすげー綺麗な絵になるじゃねぇかこの野郎とか今でも写真を見ると思うぐらなのでここに載せるのはやめておきましょう。
さてさてルーヴル美術館に入るとですね、これがまた広い広い豪華綺麗。
いらっしゃる外人さんも美人ばっかで可憐可憐
はい。
もちろん有名な誰もが一度は聞いたことがある美術品もたくさん見ました!
たとえば“ミロのビーナス”
続いて“サモトラケのニケ”!!ニケニケ!!
そしてあの“モナリザ”
とまぁ有名どころを挙げるとキリがないのでこの辺にしときましょう。
もちろん館内は結構な観光客です。モナリザの前なんかまぁ程よい具合に人だかりができてました。有名人の出待ちみたいな感じです。
成田空港でちょっとした有名人が来る時ぐらいな感じです。ジョニーデップほどないけど「あぁ、あの人ね」ぐらいな人が来る感じ。
館内では美術品アナウンスガイドみたいなものを貸し出していて、僕は弟と共にそれを聞きながら回りました。途中でいちいちガイド聞きながら回るの面倒くさくなってもっぱら雑談してました。
なのでこれがなんだったのかとかもまったく覚えてないし、なんで撮ったのかも覚えとりません。多分「なんか変なやついる」程度だったのでしょう。
あ、これはその当時飼ってたインコに似てたから撮りました。はい、どうでもいいですね。
まぁそんなこんなでルーヴル美術館も本当に楽しかったです。何より、何もかもがやっぱり綺麗だった。
それに尽きます。館内にしても敷地内にしても美術品にしてもお手洗いにしても観光客の美人さんにしても。
あーまたいきてー。
まぁそんなこんなで色々語って参りましたがそろそろお時間になってしまいました。
今回僕がお話ししたのは本当にパリのほんの一部の部分です。他にもたくさんおすすめしたい場所はたくさんあります。ノートルダム寺院とか。たくさんの有名な橋とか。そうです、パリは橋も有名なのです綺麗なのです沢山あるのです。
他にも、夜の毎時0分になるとエッフェル塔は誰も予想しないほど綺麗に豪華にそして美しく、1分間だけ輝きを発するのです。
本当に最後に、フランスを将来、または近い未来、旅することを希望期待するみなさんに、僕が行ったフランスのパリのみならず全土においてもっともおすすめしたい町をお教えしておきます。
その町は、“サン・マロ”と呼ばれる町です。世界遺産じゃありません。だからこそ見落とす旅行客が多いのです。だからここでおすすめしておくのです。素晴らしい町なのです。
最後はその“サン・マロ”の町を歩く僕ら兄弟の写真(ちなみに僕は帽子かぶってない方)と、パリの綺麗な風景たちでお別れを致しましょう。
それではまたの機会に。
アデュ。
ノートルダム寺院
パリの街並み
エッフェル塔と弟
観光バスの運ちゃん
パリ市内のある街頭から
パリ、ジュテーム。
(小山)