メーラ難民キャンプ(タイ)

僕は、2/26~3/6まで、学生難民支援団体J-FUN Youthのビルマ・タイプロジェクトを通じて、タイ・ビルマ(ミャンマー)に行ってきた。そして、今回は、シャンティ国際ボランティア協会(SVA)さんのご協力のもと、タイ最大の難民キャンプ(約46,000人が生活。うち約28,000人が難民認定を受けている)であるメーラ難民キャンプに入ることができ、そこにいる人、また環境などを目にした。メーラキャンプと言えば、日本政府が行う、難民の第三国定住のパイロット(試験的)事業におけるたった一つ対象になっているキャンプだ。

 

タイのターク県メーソッド郡にあるSVA事務所から車で移動。1時間ほど走ると、車から眺める景色は、一面木造の建物で埋め尽くされ、巨大な村のように感じた。そう、そこが、メーラキャンプだった。

 

まず訪れたのは、キャンプリーダーの方たちがいるオフィス。すると、このような「袋詰めされた何か」がたくさん積んであった。

中身を見てみると、衣類だった。先進国からの物資支援の一部だろうと思っていた僕の考えは違っていた。なんと、送ってきているのは、難民の方々。つまり、難民から難民への支援ということ。これには、非常に驚いたというか、想像していないことだった。

 

そのなかで、キャンプリーダーから、現在の状況、難民登録、教育機関、労働、ビルマなどについて1時間ほどお話を聞き、外に出る。

外に出ると住居ばかりが立ち並ぶ。難民の方の住む家は、木造だが、丈夫そうなつくりだった。

屋根は、葉っぱでできている。

キャンプ内には、学校もあり、大学のようなものまであるとのことだった。

教育機関に関しては、国際NGOなどが運営し、先生は、なんと難民の方たち。しかし、先生の数は足りていないそう。教科もその時にいる先生次第のため、エンジニアリング、経済、経営など多岐にわたる。また、先生は、ヨーロッパ、台湾などからもボランティアの方がいるとのことだった。

 

しかしながら、難民の学校だからと言って、教育水準は低くはなくむしろNGOなどが協力してが運営しているため、タイの地方のそれよりも水準は高く、キャンプ外から難民キャンプに留学?することもあると聞いて非常に驚いた。

下の写真にあるのは、キャンプ内にある高校。

キャンプ内でも、生活必需品を中心に、いろんなものが売っていました。

そして、僕らが訪れるのは、SVAさんが運営している図書館。

ここは、UNICEF、UNHCR、そして日本のODAの出資を受け、運営しており、本を読みたい子どもたちがたくさん来ていた。

本はすべて、SVAが寄贈しているものだそう。タイトルが日本語の本もあり、中はビルマ語やタイ語に翻訳されていた。そして、そこにいる子どもたちは、とても本が好きだったように感じたし、本や学びの提供の大事さを改めて感じることができた。

図書館では、SVAや図書館のスタッフの方に通訳してもらいながら、色んなゲームをしたり、ダンスを一緒に踊ったりと、楽しい時間を過ごした。

子どもたち一人一人の表情がとても印象的で、とてもよい図書館訪問だったと思う。

最後に、子どもたちが描いてくれた絵を掲げて、みんなで写真を撮ったり。

図書館を後にして、しばらく歩くと、たまたま、お祭り?儀式?に遭遇した。そこでは、みんな踊っていた。

そして、また図書館に戻る途中で、印象的な女の子がいた。思わず撮ってしまった。それが、なぜか一番強く心に残る写真になった。

学生で、このような難民キャンプに行く事は、なかなかないことだと思うが、また訪れることができるように、まずはこの経験を生かしていきたいと思う。

 (佐藤)

獨協大学

J-FUN Youth: http://www.unhcryouth.com/


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