野柳(台湾)

2012年の2月に友達と2人で台湾に行ってきた。

 

私が今回紹介するのは、台湾の首都台北から40km離れた台湾島の端

にある野柳(ヤーリュー)。

 

台北からバスを使って1時間程で行けるのだが、肝心のバス停が見つからない!

バス停を探してふらふらしていたところ、おばあさんが中国語で話しかけてきた。

しかし、私達は中国語が分からない。おばあさんも英語と日本語が分からないので言葉が通じない。行先を書いたメモを見せるとバス停に連れて行ってくれるそう。

おばあさんの親切に感謝しつつ、後を付いていくとなんと近くにいた人に場所を聞き始めた。「おばあさんも分からないのか!」と心の中でツッコミを入れつつ、中国語と日本語で話しながら歩くこと10分。

 

ついに、バス停に到着。おばあさんにお礼を言って別れようとしたところ、バスのチケットを代わりに買ってくれた。(チケットカウンターは英語が通じる)

バスのチケット。(乗車するときに端をちぎられる)

 

 

それだけでなく、バスの運転手に「この子達は野柳で降りるから教えてあげてね」のようなことを言って去って行った。私は感動のあまり涙が出そうだった。おばあさんありがとう!

 

そんなこんなでいざ野柳へ!と乗り込んだバスはなんだか昭和のかほり。

しかも、冷房がガンガンに効いていて、寒い、寒すぎる。

 

ぶるぶる震えながら1時間後、台湾のバスではバス停のアナウンスが無いのだが、運転手が「ヤーリュー」と大声で知らせてくれ無事に降りることが出来た。

ようやく到着した野柳はあいにくの大シケ。なんとこの年一番の寒波が到来していたのだ。

海はまるで火曜サスペンスのように荒れていた。

 

凍える体を温めるため、ひとまず昼食を取ることにする。だが、探せど探せど、どの店も冷たいものしか置いていない。なぜ!? 仕方ないので、日本でも定番のコンビニセブンイレブンを選んだ。余談だが、台湾にはとにかくセブンイレブンがたくさんある。首都の台北では100mごとにセブンイレブンがあると言っても過言ではない。セブンイレブンを待ち合わせ場所にするのは止めたほうが良いだろう。

私が、選んだのは台湾の定番料理「牛肉麺」のカップ麺。さて、外は寒いしどこで食べるのか?と疑問を持った方も多いと思うが、なんと台湾ではどのコンビニにもカウンターがありそこで買ったものを食べることが出来るのだ。しかも、出来立てコーヒーも買えてWi-Fiも使える!ちょっとしたカフェのようだ。

 

お湯を入れて待つこと5分。早速、食べてみる…これは…まずい!台湾は本当に食べ物がおいしく何を食べても大満足だったが、これは唯一のハズレだった。…まあ、体が温まったからよしとしよう。

気を取り直して、目的地に向かう。台風並みの暴風雨で傘が折れ、半ベソかきながら歩くこと10分。ようやく目指していた「野柳地質公園」に着いた。

この天気にも関わらずバスツアー観光客はたくさんいたが、日本人は誰もいない。それどころか外国人観光客は誰もいない。バスを見てみると、どうやら中国本土から来ているようだ。通な旅行者になったようで一人、ほくそ笑む。

公園内には、自然に出来た奇岩がたくさんある。

こんな岩や

 

あんな岩

 

女王に見えるというQueen’s Head

 

 

この公園の隣には、ロシア人がプールでイルカと共にシンクロをするショーを行っている水族館があるらしい。興味をそそられるが、あえて今回は行かないことにする。

 

その後、映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったといわれる九份を訪れた。九份については他の記事に書いてあるのでぜひそちらもチェックして欲しい。雨の九份はとても風情のあるところだった。

 

 

最後に言いたいこと、台湾人はとても親切である。おばあさんやバスの運転手の他にも西野カナの「会いたくて」を大音量で流したパトカーでホテルまで送ってもらったり、日本語で話しかけてきたイケメンに道を教えてもらったりと台湾人の優しさに触れた旅であった。

 

日本から近く、食べ物も安くておいしい。更に、親切な人々。

ぜひ台湾を訪れてみてほしい。

 

(石嶋)


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