セブ島留学体験記vol.1
イベント局 高橋 駿
語学留学
学校名:Life Cebu (Sparta course&Power speaking course)
滞在日数:4ヵ月 8月18日~12月22日(仮)
6期イベント局副統括の高橋駿です。
4ヵ月間の語学留学として現在セブ島の語学学校に来ています。
第1回は、周りが次々と欧米に留学する中なぜ自分がセブ留学を選んだのか、こっちでの大まかな生活スケジュールなど、フィリピン留学の概要について話していきたいと思います。
そしてこの記事を通して、フィリピン留学に対する抵抗感が少しでも軽減されれば嬉しい限りです。
〇フィリピン留学とは
今まで語学留学と言えばアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドへ留学する人がほとんどでした。そして留学といえばお金がかかるもので、誰もがチャレンジできるわけではありませんでした。
しかしフィリピン留学は今までの留学のようにお金がかかりません。物価の安いフィリピンに語学学校を作ることで低予算の留学を可能にしたのです。
〇フィリピン留学 メリット
フィリピン留学のメリットと言えばなんといっても、コストパフォーマンスが良いこと。先生がマンツーマンで指導してくれるため、発言のチャンスが欧米よりも得やすく英語の伸び率が大きいのが主なメリットと言えます。
1、 留学費用
フィリピンに留学する際の費用は、平均的に全て込みで約12~13万円/月。
しかし欧米に留学する場合、この値段の2~2.5倍はかかってしまうことが普通です。
さらにフィリピンは物価も安く日本の1/3~1/5程度と格安。私は4ヵ月の留学を予定していますが、学校の食事代、寮費、生活費を全て含め約50万円程度の予定です。
2、マンツーマン授業
フィリピン留学を選択する際、最も重視されることの1つがこのマンツーマン授業が多いということです。英語を習得するにあたり英語で聞く量、話す量が大切。講師の数が多いフィリピンの語学学校は1日4~6時間のマンツーマンレッスンが中心で、会話量は欧米留学の100倍とも言われています。欧米では10~30人のグループレッスンがほとんどで1人が話す時間はたかが知れています。しかし留学したからといって英語が伸びるわけではないので、当然ですがどこに留学に行くにしても努力することが必須です。
3、リゾート地
フィリピンは世界有数のリゾート地に囲まれています。私が今いるセブ島も温暖な気候なため、美しい自然とビーチが存在し世界中から観光客が訪れます。休日はリゾートでまったりしたいという方にも向いているかもしれません。
〇フィリピン留学 デメリット
安くてマンツーマンばっかりで最高だろフィリピン留学!と思う人もいるかもしれませ
んが、もちろんデメリットも多数存在します。
1、フィリピン訛りの英語
フィリピンでは英語が公用語ですが、母国語ではありません。母国語ではないので、中には訛った発音をする講師もおり、これをフィリピン留学のデメリットと感じる人も多いでしょう。ただ学校に行くと分かりますが、韓国人には韓国人の、スイス人にはスイス人の訛りがあります。これはどこで学んだか、誰から学ぶかではなく、最も影響するのは母国だからです。ネイティブと同じ発音で話したい!という目的があるならばフィリピン留学は向いていないかもしれませんが、「英語を話すこと」を目的とするならば学習効率の良いフィリピンがおすすめです。フィリピンである程度会話ができるようになってから、ネイティブの国にしっかりとした発音を学ぶため学習環境を移す生徒も多いです。
2、 生活環境&治安
日本と比べ発展途上国のためやはり生活環境は日本並みによくはありません。時々汚いと思うときもありますが、慣れてしまえば何の問題もありません。また私のいるセブ島はそこまで治安は悪くありませんが、マニラ周辺は世界でも最悪な治安の悪さと言われるほど。夜中に1人で出歩かないなど自己管理が必要です。
3、 韓国料理中心の食事
多くのフィリピンの語学学校は韓国資本のため、多くの韓国人学生が在籍しています。そのため学校の食事は韓国料理がメインで、中には辛い料理も多いです。キムチは毎日でます。これらの料理に飽きてしまう人もしばしば笑。近くのスーパーで日本食を買って食べている人もいます。
〇セブ留学を決めた理由
現在大学3年で今年の冬に就職活動を控えており、短期間で英語の能力を高める必要があったため。またお金もあまりなかったため安く長期間行ける、マンツーマンでしっかりスピーキングを強化できる、さらに毎日ぎっしり英語漬けのスパルタの環境があるフィリピン留学を選択しました。セブ島を選んだのは、友人から紹介されたためと、さらにもともとビーチが好きで休日はビーチでまったりしていたいと単純に思ったからでもあります。
英語の能力を高めるために最低でも1年程度は留学に行くべきだと理解していましたが、両親から就活が遅れることへの反対にあい、3年前期終了後から就活前までの4ヵ月の留学に決めました。今はこの短期間で英語を最大限に高めるため、毎日必死に勉強に取り組んでいます。
〇1日のスケジュール
まず初めに、フィリピンには数えきれないほど多くの語学学校が存在します。
これはあくまで私の今いる学校・コースの話なので、フィリピン留学がここまで過酷なのかと勘違いしないでください笑
7:20 起床
7:40~ Breakfast
8:10 1限 Big Class(Listening)
9:10 2限 Grammar
10:10 3限 Reading
11:10 4限 Speaking
12:10 5限 Small Class(CNN)
13:00~ Lunch
14:00 6限 TOEIC
15:00 7限 Listening
16:00 8限 self-study
17:00 9限 Small Class(debate)
18:00~ Dinner
19:00~21:00 self-study
21:10 Vocabulary test
22:00~24:00 self-study
基本的にフィリピンの語学学校はスパルタ、セミスパルタ、その他に分かれています。
自分が今いるコースはスパルタコースのため平日は外出禁止、しかも休日も25時までしか外出できないなどかなり制限されています。学校によっては4時に学校が終わって自由時間などという場所も多く、自分に合った学校を自由に選ぶことができます。
1授業50分授業で、毎日8時から24時までぎっちり勉強しています。決して遊学しているわけではありません。毎日本気です笑。
セブ島の学生は韓国人7割、日本人2割、その他1割とほとんど日本人がいないため、日常の8割は英語で会話するなど常に英語の環境に囲まれています。
〇休日の過ごし方
平日がっつり勉強する分、休日はまさしくお祭りです。土日を使ってビーチでのんびり旅行をしてくる人、クラブやカジノで騒ぐ人、先生と一緒にショッピングに行く人、自習をして過ごす人など様々。私も毎週末、セブ島のビーチやセブシティのクラブで日ごろのストレスを爆発させています。物価が非常に安いため、何をするにしろ格安でできるのが大きな利点です。
とりあえず第1回はフィリピン留学がどんなものなのかに重点を置いて書いてみました。
日本よりも就活が厳しいと言われる韓国では、10年ほど前からフィリピン留学を通して英語を身に着けることが主流となっています。日本も近年レアジョブなど、スカイプを通してフィリピン人と会話できる英会話サイトが人気になっているのはご存じのとおり。
東京オリンピックが決まり、日本はこれからグローバル化が進むことが大きく予想されます。英語が求められる時代になってきているのは確実。みなさんも英語を勉強する選択肢の一つとしてフィリピン留学、さらにはセブ島留学、考えてみませんか?
次回は学校での生活に重点を当てて書いていきたいと思います。