ヨーロッパ大陸にあるイギリス。
最初にヨーロッパ北西部にある、イングランド、ウェールズ、スコットランドからなるグレートブリテン島および、北アイルランド連合王国、通称イギリスを紹介したいと思います。今回はその首都、ロンドンを紹介します。
~衣服~
イギリスは階級制の社会であり、15~16世紀には服装で身分を証明することも少なくありませんでした。上流層になるほどブランド品や高級品を身にまとっていました。今では社会の流動性が高まり、階級意識はかなり緩和されました。ウェストミンスター区にあるオックスフォードストリートには多数のファッションブランドがあり、比較的安い値段で購入することができ、多くの人が利用しています。
~食物~
イギリスといえばフィッシュアンドチップスで有名ですよね?
タラやカレイを細切りにしてから揚げにしたスナック食品です。フィッシュアンドチップスは庶民料理として定着しており、街並みや軽食堂など多くの場所で売られていて気軽に買えることもできます。イギリス人の国民性によると、料理に関心がない人が多く、焼くだけ、揚げるだけという料理も多いのです。単純シンプルな調理方法を好むのです。
しかし、ロンドンには世界各国の美味しいレストランが、また、一流のコックが集まっており、世界中の美味しい料理を堪能することもできます。
~住居~
イギリスの住宅は、デタッチドハウスと呼ばれる独立した一戸建て住宅、セミデタッチドハウスと呼ばれる二戸連続住宅、テラスハウスと呼ばれる三戸以上連続住宅で大別できます。多くの人はテラスハウスに住んでいます。イギリスの住宅は古い家ほど価値がありため、新築は滅多にありません。そんなロンドンの気候は北緯51度30分に位置し、日本の北海道最北端の宗谷岬(45度30分)よりも北にありますが、暖流の影響で気候は温順で冬の寒さも平均3度と意外にも寒くないのが特徴です。雨も多い都市で有名ですが、「4月の雨が美しい5月をつくる」ということわざがあり、5月から6月にかけて気温が20度前後になり、過ごしやすくなります。
ロンドンは歴史的な建造物が多く残り、古いものを尊重するという国民性があるようです。
そのため、パブやショッピング街と並んでアンティークショップや骨董市場などがあります。また、ロンドンには公園が多く、ボランティア活動やナショナルトラスト運動も盛んです。気候が一日中変わりやすいロンドンに行くには折りたたみ傘を持って観光してみてはいかがでしょうか?
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