今回は今話題のワールドカップの開催国である、ブラジル連邦共和国の衣食住について紹介したいと思います。ブラジルはご存じのとおり南アメリカ大陸の東端に位置し、大陸最大の面積を誇る国です。
~衣服~
ブラジルは温帯、亜熱帯、熱帯の三つの気候地帯をまたいでいるため、気候も多種多様であり、服装も気候に応じた形になっています。赤道の下であるため、日本と異なり、北が暑く南が涼しいという気候になっている。北部では、普段着は女性の場合、年齢に関わらずタンクトップなどのノースリーブやショートパンツなどで過ごす人も多いそうです。男性はシャツにジーンズという欧米的な服装をしている人が一般的です。しかし、国全体的に一日の中で気温変化が激しい場合もあり、朝方、夕方冷えることもあるため、セーターやカーディガンを羽織る人も少ない。また、気温変化のため、コートを着ている人もいればTシャツ一枚だけの人もいるという状態のように、街の中では歩いている人の服装がバラバラであることがよくあるそうです。
~食事~
ブラジルは、世界各地からの移民の多い国であるので、ブラジルの食文化は世界各地の食文化が入り混じっていて、それをブラジルの人に合うように改良されたものという形であるとも言われます。また、ブラジルの土地は雄大であるため、東西南北で差がみられます。地域によって差があるので、ブラジルをひとくくりにすることはできませんが、主な家庭では、朝食はパンとコーヒー、昼食はご飯、フェジョン豆、肉料理、サラダなどを食べます。夕食は、昼食の内容にリングイッサ(ポルトガル風ソーセージ)を加えた取り合わせが一般的です。ブラジルの代表料理は「フェイジョアーダ」(黒豆、豚肉、ソーセージ類、干し牛肉などを煮込んだ料理で、ご飯に添え、オレンジ、炒めたケ‐ルの葉、キャッサバイモの粉で作るファロッファと共に食べる料理)です。下図がフェイジョアーダです。
~住居~
木造の住宅も少しあるそうですが、ブラジルの家は基本的にレンガ造りです。中流階級の家庭では、ブラジル人の家は日本人の一般的な家よりも大きい家に住んでいるそうです。
スラム街の家では、壁のペンキが塗られていなかったり、フロアリングがされていなかったりと床がコンクリートむき出しの場合も多いそうです。また、2LDKの家に10人以上が同居しているのも珍しくないそうです
アッパーミドルや上流階級の人たちはコンドミニアム(高級住宅街)に住んでおり、安全が保証された地区に住んでいるかもしくは24時間警備員が常駐している高層マンションに住んでいるそうです。
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