今回は先週7月21日が建国記念日だったベルギーの衣食住文化についてご紹介します!
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みなさんベルギーと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
ベルギーは、オランダに隣接する北部のフランダース地域とフランスに隣接する南部のワロン地域、首都圏ブリュッセルの3地域に分けることができます。
フランデレン地域ではオランダ語、ワロン地域ではフランス語が話され、さらにドイツ国境付近ではドイツ語が話されるというように公用語が3つある特殊な国です。
言語の違いは政治や教育、文化などに影響していて、日本の九州とほぼ同じくらいの面積の国土に多彩な魅力が詰まっている国です。
~衣服~
ベルギーのファッションは、アントワープ王立芸術アカデミーファッション科の卒業生6人が活躍した1980年代頃から世界的に注目され始めました。アントワープ王立芸術アカデミーがあるアントワープという都市はファッションをはじめとするアート文化の発信地となっています。目抜き通りには有名デザイナーのショップが並び、ウインドウショッピングを楽しむ人で賑わいます。ファッションに興味を持つ観光客向けに、ファッションをテーマにしたガイドツアーも行われているようです。
世界最先端のファッション文化を発信するベルギーの人々のファッションは洗練されていておしゃれといわれています。
~食事~
ベルギーといえば、ムール貝!チョコレート!ワッフル!ビール!…といろいろなものが連想できますね。
ベルギーでは地理的に肉類、野菜、海産物など豊富な食材に恵まれ、多彩な食文化が発展してきました。
さて、みなさんベルギーの主食が何かご存知ですか??
答えはじゃがいもとパンです。
ベルギーの人々は大のじゃがいも好きで、料理にフリッツ(フライドポテト)やマッシュといった付け合わせがついています。
実はこのフライドポテト、発祥国はこのベルギーなんです!19世紀頃、冬に海が凍ってしまった際にじゃがいもを切って揚げたのがはじまりと言われています。街には「フリトリー」と呼ばれるフライドポテトの屋台や「フリチュール」と呼ばれるフライドポテトショップがあり、手軽に食べることが出来ます。
~住居~
ベルギーの住居スタイルは、マンションとメゾンと呼ばれる一戸建てがあります。一戸建て住宅のなかで、庭付きのものはヴィラと呼ばれています。
ブリュッセル市内では築200~400年の建物もマンションとして普通に使われています。歴史ある建物でも建物自体の構造に影響を及ぼさなければリフォームして住むことが出来るため、多くの人はこのような歴史ある建物の一室を自分好みにアレンジして住んでいます。
また、ベルギーでは「一日の中に四季がある」といわれるほど天気が変わりやすいため、住居を選ぶ際に日当たりを重視する人が多いようです。特に日照時間が短くなる冬では、日中にどれだけ日光の光を取り込めるかがポイントとなっています。