今回はトルコ共和国の衣食住について紹介したいと思います。
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トルコはアジアとヨーロッパの中間に位置する国です。
トルコはトルコ語が話されている国ですが、観光地では日本語が通じる場所が多くあります。
~衣服~
トルコの民族衣装はカフタンと呼ばれます。
ゆったりとした貫頭衣で、ぴったりとした長袖の付いたもので、袖口の広いゆったりした短い袖のものもあります。
また、伝統的なカフタンは、前が全部開いていて、前を打ち合わせて着るものもあります。
アラベスクの精巧な唐草模様や縞模様の美しい衣服で、ベルトを腰にしめます。
木綿、ベルベットなどで作られていたそうです。
~食事~
トルコ料理は世界三大料理の一つと言われています。
特徴として、
中央アジアの食文化である羊を中心とした肉料理
ヨーグルトやナッツ類を料理に使う
黒海、地中海などの海産物を利用する
冷菜には地中海周辺で取れるオリーブ・オイルを使用する(温菜にはバターが好まれる)
アラビア周辺からひろがった小麦粉とアジアの主食である米の両方を使う
など、東西の食文化を融合させた多彩な素材、味、調理法を持つことが挙げられます。
トルコ料理で有名なものの一つがケバブです。
ケバブは肉をローストして調理する料理法の総称です。
その中でも日本で一般的に知られているのはドネルケバブですね。
日本のようにお店の入り口付近で大きな肉のかたまりが回っています。
そのお肉を薄くスライスして野菜と一緒にパンにはさんで食べます。
~住居~
トルコのカッパドキアというところには洞窟の住居があります。
これはこの地区の火山の大噴火により、奇岩台地ができたことが原因になります。
観光用に洞窟ホテルというものもありますが、現地の人が住んでいるところもあります。
現在、自然災害等で倒壊の危険性もあるため、多くの洞窟住居者は引っ越しを強いられましたが、
幾人かの方々は住んでいて、文化保存のために行政が補助をしているそうです。
洞窟住居は優れた断熱性を持っていて、夏涼しく冬は暖かいというとても快適な生活を送れる造りになっています。