今回はメキシコの衣食住の文化についてご紹介します!!
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今回は中南米からメキシコの衣食住文化を紹介します。
たくさんの古代文明遺跡で有名なメキシコがどのような文化を持った国なのか見ていきましょう。
~衣服~
みなさんはメキシコの民族衣装と聞くとどんなものを思い浮かべますか?
つばの大きな帽子をかぶって楽器を弾いている男性の姿、華やかなスカートを身に纏って踊る女性の姿、
かわいい刺繍の模様の入ったブラウスを着た女の子、…。
そう、メキシコの民族衣装は実に様々な種類のものがあるのです!
男性がかぶっている、つばの大きな帽子はソンブレロといいます。
てっぺんが高く、強い日差しから顔や首筋、肩を守るためにつばが広くなっています。
材質は麦わら製、高級品はフェルト製で、刺繍や飾りひもなどで装飾されます。
刺繍が入った貫頭衣は「ウィピル」と呼ばれるもので、
その模様は民族や村によってたくさんの種類があります。
元々は先住民の民族衣装でしたが、現在では観光客向けにも作られるようになっているそうです。
~食事~
タコス、ナチョス、チョリソーなど日本でも口にする機会の多いメキシコ料理。
2010年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されたのをご存知でしょうか?
メキシコ料理はスペイン植民地時代に発展したと言われています。
古くからメキシコの地で食べ継がれていたとうもろこしや豆、唐辛子を中心とする食文化に
スペイン人が持ち込んだヨーロッパの食文化が融合してメキシコ料理が形成されていきました。
元をたどっていくと7000年もの歴史があるそうです。
日本の約5倍の広さの国土に長い歴史を持つメキシコには、多様な文化を持った先住民が生活していて、それぞれの地域や民族ごとに実に多彩な食文化を持っています。
~住居~
メキシコの住居スタイルもさまざまなタイプのものがあります。
都市部では高層マンションや庭付きの一軒家など現代的な住宅が多くなっています。
伝統的なものとしては、スペインの影響を受けたコロニアル様式と呼ばれるものと先住民文化の様式のものがあります。
メキシコではこのようにカラフルな住居が密集している光景を見ることが出来ます。
かわいらしい街並みですね。
先住民の住居は、地域によって植物の茎などを使って作られています。
民族によって住居の形や屋根の形に違いがあるようです。
古代文明の文化とスペインの文化が融合したメキシコ文化…
知れば知るほどたくさんの魅力をもった国だということが分かりますね!
次回の世界の衣食住もお楽しみに!