【世界文化比較】結婚式

CULTURE

世界文化比較 結婚式

今回世界文化比較では6月の花嫁・ジューンブライドにちなみ世界の結婚式を紹介します!
 
 
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6月に入りましたね。

 

ジューンブライド”という言葉を知っていますか?

 

欧米では古くから6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活が送れるという言い伝えがあります。

 

この言い伝えの由来には3つの説があります。

 

一つ目は、6月はローマ神話で結婚をつかさどる女神・Junoが守護する月である、ということ。
6月を英語でいうとJuneですよね。
これはこの女神Junoの名が由来になっています。

二つ目は、昔のヨーロッパでは3~5月に結婚することが禁止されていたため。
これは、3~5月は農作業が忙しい時期なので結婚なんてしている場合じゃない!ということみたいです。
そのため、農作業がひと段落した6月に結婚するカップルが多かったそうです。

最後のひとつは、6月はヨーロッパでは気候がいい季節であるということ。
ちなみに日本では梅雨の時期に当たるため、6月の挙式はあまり人気がないのだとか…。

 

…ということから6月の花嫁は幸せになれるといわれるようになったのです。

 

前置きが長くなってしまいました(笑)

今回は、ジューンブライドにちなんで世界の結婚式について紹介したいと思います!

紹介する国はインドタンザニアロシアです。

ではそれぞれの国の結婚式がどのような様子なのか早速見てみましょう!

 

 

 

まずはインド!

インドの結婚式には様々な儀式があり、通常で3日、長いものだと1週間もかけて年収の4倍!もの費用をかけて結婚式を挙げるそうです。

そんな時間とお金をかける結婚式ってどんなものなの?!

インドの結婚式はまずパレードから始まります。
自宅から披露宴会場までまるで大名行列かのように練り歩きます。


たくさんの電飾が光り、マーチングバンドが音楽を鳴らし、たくさんの人盛り上がります。
とっても派手ですね。

さらに驚くことに、披露宴ではダンスタイムがあります!
インドの曲をはじめ音楽をノンストップでかけて参列者全員でダンシング!
インドらしいですね…!体力勝負です。笑

そしてなんと言っても結婚式の花嫁衣裳がとっても豪華なんです!!!
インドの花嫁は「レヘンガ」という民族衣装に身を包みます。

色鮮やかで素敵!!

さらに、「幸福に暮らせますように」という願いを込めてメヘンディというボディアートを描きます。

豪華な結婚式、あこがれますね!

 

 

続いてアフリカのタンザニア。

タンザニアではまず結婚式の仮招待状が送られます。
参列者はこの返答としてお祝い金を送ります。日本とは違って先にご祝儀を集めるんですね。
ご祝儀をおくった人へ正式な招待状が送られます。

結婚式前の木曜日には「センドオフ」という新婦と両親のお別れ式があります。
親戚が集まってご飯を食べたりお酒を飲んだりしながら楽しい時間を過ごします。

結婚式はキリスト教式なので教会でおこなわれます。

教会で式を挙げたあとは、パレード!
こちらもトランペットや太鼓などの音楽隊を率いた賑やかなもので、集まった人々は音楽に合わせて踊ります。
インドと似ていますが、どうやらタンザニア人はお祭り好きのようです。

パレードの後にはパーティが行われます。
ここでは「ザンディ」といって、参列者が新郎新婦にプレゼントを贈呈する時間があります。
新郎新婦の前に大きなカゴが置かれていて、一人一人そのカゴにプレゼントを入れていきます。
お鍋や食器、布など結婚生活に必要なものなどがプレゼントされます。
おもしろいのは、さすがはお祭り好きのタンザニア人、
カゴにプレゼントを入れにいく時も踊りながら歩いていくそうです。楽しそう!

パーティの最後もダンスで締めます。

 

最後に、ロシアです。

ロシアの結婚式は市役所で行われます。
まずは市役所に婚姻届けを出すことから始まります。
そして、なんと、ここで指輪の交換や誓いのキスをするそうです!
市役所の職員の前で!なんだかちょっと複雑…?

メインイベントは披露宴。
もちろんこれは市役所ではない別の会場で行います。

ここでもちょっと変わった儀式が。その名も”パンと塩”。
これは新郎新婦の両親が、披露宴会場に到着した新郎新婦をパンと塩で迎えるという儀式です。

新郎新婦は黒パンに塩をつけて食べるそうです。
この時、パンをより多く食べることのできた方が主人とみなされます。
この儀式は結婚に対するお互いの心からの真の合意を象徴していると言われています。

この儀式のあと、披露宴が始まります。
披露宴では食事を楽しんだりお酒を飲んだり踊ったり…と盛り上がるそうです。

そして披露宴の最後には”靴盗み”という伝統儀式が。名前からして少し怪しいですね…
これは、新婦の友人が新婦のハイヒールを片方盗み、新郎が友人たちからお金を集めてそれを取り返すというもの。
このお金がお祝い金になります。
なんだかちょっと参加してみたくなってしまいますね!

 

日本とは違うちょっと変わった風習がみられておもしろいですね!

気になった方は自分の好きな国の結婚式について調べてみてください♪


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