【世界の衣食住】ブルガリア

ブルガリア 衣食住

今回の「世界の衣食住」は、東ヨーロッパのブルガリアをご紹介します!
 
 
 
 
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こんばんは!

気温がぐっと下がって冬の訪れを感じる今日この頃です。

 

今回の「世界の衣食住」では、「♪めいじ ぶるがりあ よ~ぐると」でお馴染み(?!)ブルガリアの文化をご紹介します。

 

本題に入る前に簡単にブルガリアの紹介。

ブルガリア 国旗

ブルガリアは、ヨーロッパの東、バルカン半島にある国です。

ルーマニア、ギリシャ、トルコなどの国々と国境を接しています。

地中海と黒海にも接していて温暖な気候になっています。

 

110,912㎢の国土に約726万人の人々が暮らしています。

日本と比較してみると、面積は日本の約4分の1(北海道より少し大きいくらい)、人口は約18分の1くらいです。

 

少しイメージがわいてきたでしょうか?

それでは、まずはブルガリアの衣文化について見ていきましょう。

 

~衣~

ブルガリアの民族衣装は地域によって様々な種類があります。

衣装には独特の記号の刺繍が施されていて、かつてはこの記号を解読することで、着ている人の社会的地位や出身地を知ったそうです。

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こちらはエプロンを2枚重ねているのが特徴的です。

ブルガリア 民族衣装3

ブルガリアでは、衣装をつくるのは女性の重要な仕事とされていました。

幼い頃から糸の紡ぎ方や裁縫の仕方を教わります。

結婚の際には、相手の女性が「美しく紡ぎ、速く織れるかどうか見極めよ」と言われていたとか…!

 

ブルガリア北部の民族衣装はこのようなものになっています。雰囲気が変わりますね。

ブルガリア北部 民族衣装

現在、日常的に民族衣装を着ることはなく、お祭りなど特別な行事の日に着ることが多いようです。

 

~食~

ブルガリアの食文化は周辺諸国の影響を受けたものとなっています。

ブルガリアの主食はパン。

ブルガリアでは祝祭日には食卓に特別に飾られたパンを置くといった習慣があるそうで、主食のパンが食文化の中で大切にされていることが分かります。

 

ブルガリアの代表的な料理をひとつご紹介します。

その名も「カヴァルマ」。

カヴァルマ

肉や野菜をトマトで煮込んだ料理です。

他のバルカン半島諸国と同じように、肉料理が多いのが特徴的です。

 

気になるヨーグルトですが、ブルガリアではヨーグルト=第二の主食と言われるそう…!

キセロムリャコと呼ばれ、日常的に様々な料理に用いられます。

例えば、こちらはタラトールという冷製ヨーグルトスープ。

http://crowsoup.blog67.fc2.com/blog-entry-709.html

水で薄めたヨーグルトにきゅうりと塩を加えたもので、パンと一緒に食べます。

健康に良さそうな料理ですね…!

ヨーグルトの起源は、中央アジアからこの地方にやって来た遊牧民が、ヤギの皮で作った袋にミルクをいれて保存し、発酵させたものであると言われています。(諸説あるようですが。)

ブルガリア=ヨーグルトのイメージを世界的に有名にしたのは、ロシアのある医学者。

彼がブルガリアを訪問した際に、ヨーグルトが長寿の秘訣である!ということをヨーロッパ中に広めたことからブルガリアのヨーグルトが有名になったのだとか。

 

飲み物はワインやハーブティー、コーヒーが好んで飲まれているそうです。

 

ブルガリア料理食べてみたい!と思った方に朗報です。

東京駅の近くにブルガリア料理のお店があるんです!

その名も「SOPHIA」さん。

いろいろなメニューがあるようなので、気になる方はぜひ足を運んでみてください^^

 

~住~

ここでは、ブルガリアの2つの建築保護区から住宅の様子をみていきたいと思います!

まずは、コヴァチェヴィツァ村。ブルガリア西部にある農村です。

Kovachevitsa

18世紀ころに建てられた2~3階建ての住宅があります。

上部の階が下の階よりも飛び出しているのが特徴的です。

1階は主に家畜、2階は人々の生活のために使われたそうです。

 

こちらはブルガリアで2番目に大きな都市、プロブディフです。

Plovdiv

ヨーロッパらしい街並みになりました…!

ここは、ローマ時代の建築物から、オスマン帝国の支配から独立したあとの民族復興期にヨーロッパ各地で建築を学んだブルガリア人による建築物も多く、様々な時代の建築を見ることができます。

特に民族復興期に建てられたものは、鮮やかなものが多く、自らの富を誇示していたことがよく分かります。

 


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