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【世界文化比較】葬儀

葬儀

今回の文化比較は「葬儀」をテーマにしてお伝えします。
 
 
 
 
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人生で1度は体験するであろうお葬式。

今回はこの葬儀に着目して文化比較をしたいと思います。

取り上げる国はフィリピン・韓国・アメリカ合衆国です。

 

フィリピン

フィリピンのお葬式は、日本と同じく通夜と告別式があり、その通夜は、教会だけでなく自宅でも行われることも多くあります。

■お葬式の日数の違い
フィリピンでは日本と違い、お葬式に要する日数が、通夜にあたる儀式で3日~1週間程度続きます。
多くの親戚や友人が別れを告げるために長く期間をとっており、国外へ働きに出ていることが多いフィリピンならではといえます。

■葬儀費用は寄付から
フィリピンでは国民の90%がキリスト教であることもあり、日常的にキリスト教への寄付が募られていて、お葬式の場でも行われています。
フィリピンでは所得が低い人が多く、お葬式の費用を十分に用意できないこともあるため、寄付を募って用意します。
また、フィリピンは家族や親戚、知り合いの間の絆がとても強い国であるため、親戚や友人などがお葬式の費用を出すこともあります。

■火葬ではなく土葬
キリスト教では死者は最後の日に復活するとされているため、死体を焼くことはありません。
そのため、埋葬は土葬となります。
しかし、土葬をするためには広い土地が必要であり、都市部に近いところでは、完全に土のなかに埋めるのではなく、棺を積み上げる形での対応となることもあるようです。

韓国

■韓国の伝統的な葬儀

韓国の葬儀の多くは、3日葬(サミルチャン)と呼ばれる葬儀です。
名のとおり、3日間かけて葬儀が行われます。

3日3晩弔問客を迎え入れて食事を振る舞います。
基本的には1日目は各所への連絡などの準備、2日目は日本でいう通夜、3日目が告別式となります。
喪服を着るのは2日目からで、故人の8親等以内の親族に正装が求められます。
これは、日本よりもかなり広い範囲です。

■3日葬の流れ

1日目
① 臨終後、故人に新しい服を着せ、白い布団や布をかぶせる
② 遺影の両脇にロウソクを立て、香を焚く
③ 自宅の門や玄関などに喪中の紙を貼り、謹弔と書いた提灯を門の前に下げる
④ 故人と親交のあった人に訃報の連絡を入れる
⑤ 葬儀に関する様々な担当者を決める(各種申告や連絡、案内、出納記録など)

2日目
① 故人の身体を綺麗に洗い、寿衣(スイ・死装束)を着せて掛け布で覆う
② 故人の口に水を含ませた米を入れる
③ 死後24時間経過すると棺に納める(故人の信仰によって、聖書や数珠なども入れる)
④ 棺の前に屏風を立てて、その前に黒いリボンをかけた遺影を置く
⑤ 遺影の両側にロウソクを立て、香を焚く
⑥ 遺族は喪服を着用し、弔問客を迎える(8親等以内の親族が正装)

3日目
① 祭祀(チェサ)と告別式を行い、出棺する
② 埋葬地まで棺を運んで墓穴に入れ、喪主が3回土を盛り、その後土を盛り上げて墓を作る
③ 墓の前に霊座を作り、お供えをして祭祀を行う。
④ 帰宅後、魂を家に迎える祭祀を行う。

■「哭」の儀式

「哭(ゴッ)」の儀式とは、「アイゴー、アイゴー」と大声をあげて泣く儀式で、故人が息を引き取った後から葬儀の期間中の朝夕に行なわなければならず、喪服を脱ぐ時まで続けられます。昔は、葬儀の期間が長いと喪主が大変なため、泣くのを代理で行なう代哭制もあったといわれています。現在は、「哭」の儀式をあまり目にする機会はないですが、田舎などの地方では今なお続けられている地域もあるようです。

アメリカ

まず一番最初に驚くのは牧師さんの言葉”Congratulations!”です。

なぜおめでとうなのか?それは宗教観の違いが起因しています。「永遠の別れではなく、一時的な別れで、天国で再会することを神により約束されている」という意味で”おめでとう”と言うそうです。

次に行われるのは讃美歌の歌唱です。アメリカのお葬式ではこの後に歌を歌うところが多いそうです。

■警察のサポート

お葬式が終わると、その後墓地へと向かいます。棺桶を霊柩車にのせ、礼拝堂を後にします。礼拝堂という違いだけで、ここまでは日本と同じです。

しかしその先導・最後尾には白バイの警察官が走ります。時にはパトカーの時もあるようです。

また、墓地までの道路の交通整備も行ってくれます。信号機でさえも赤信号の点滅信号になるというから驚きです。そうして最後まで、警察の方に見守られながら、亡くなった方のお見送りをみんなでします。

 

このように世界にはそれぞれの地域の文化・宗教に基づいた様々な葬儀の違いがあることがわかります。

もし参列する機会があるのなら、失礼にならないように各国の葬儀の仕方を勉強することも大事でしょう。

【世界文化比較】政治体制

政治

今回の文化比較は「政治体制」をテーマにお送りします。
 
 
 
 
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最近、世界情勢が気になりませんか。
テレビのニュース番組を見ていると、各国の情勢や日本の国会の様子などが流れてきますよね。
日本の政治体制は議院内閣制で三権分立だということはご存知だと思います。
しかし、他国の政治体制について知らない人も少なくはないと思います。
そこで他国がどのような政治体制なのかをご紹介していきます。

キーワードは①形態②政党③特徴です。
比較する国はアメリカ、中国、サウジアラビアです。

まず、アメリカの政治体制についてです。
①形態
アメリカは大統領制、連邦制を敷いています。
大統領制とは大統領を国民が直接選出する制度のことです。
大統領は議会や裁判所などに属さず独立した存在であることが特徴です。
その中でもアメリカではこの大統領が大きな権限を持っています。

連邦制とは中央政府と州政府が明確に権限を分かち合っている形態のことです。
つまりアメリカでは州独自の法律を定めることが可能なのです。
州ごとに法律が異なることが特徴です。

②政党
民主党共和党が二大政党です。
現大統領バラク・オバマは民主党です。
民主党は中道左派ともいわれ、労働者や進歩的知識人の支持が強い。一方、共和党は中道右派ともいわれ、資本家の支持が強く保守的であるそうです。

③特徴
大統領は議会の法案を拒否することができるという大きな権限を持っています。
各省の長官は議員を兼ねることができません。
また、裁判所は違憲立法審査権を持っており、議会の歯止め役をも担っています。
このように大統領は独立した存在であり、各権力もうまく分散され、立法、行政、司法の三権分立を徹底させた制度がアメリカの大統領制度です。

WASHINGTON, DC - MAY 23: U.S. President Barack Obama speaks at the National Defense University May 23, 2013 in Washington, DC. Obama used the speech to outline and justify his administration's counterterrorism policy, including increased cooperation with Congress on matters of national security, added transparency regarding the use of drones, and a review of current threats facing the United States. (Photo by Win McNamee/Getty Images)

 

次に、中国です。
①形態
中国では共産党による一党独裁制となっています。
国家主席は一院制の全国人民代表大会から選出されます。
全国人民代表大会は日本の国会に当たる組織で約3000の議席があります。

②政党
政党は共和党しかありません。
共産党には2014年末8779万人の党員がいたそうです。
共産党に入党することで様々な優遇があるそうで、多くの人が入りたいと思うそうですが、入党には条件があり、容易には入れないそうです。

③特徴
立法は全国人民代表大会(全人代)、行政は国務院、司法は最高人民法院と一見分かれているように見えますが、すべて共産党が執り仕切っています。
三権を全て共和党が掌握しているという異質な政治体制を敷いているのが中国の大きな特徴です。

習近平

 

最後はサウジアラビアです。
①形態
サウジアラビアは正式名称サウジアラビア王国です。
さらに、イギリスなどとは異なり、国王が実権を握っているのが大きな特徴です。
つまり絶対君主制を敷いているのがサウジアラビアの政治体制です。

②政党
サウジアラビアには政党が存在しません。
ゆえに国会もないのです。
立法権のない諮問評議会だけが存在しています。

③特徴
サウード家によるイスラム教を根幹としている政教一致も大きな特徴です。
要職はほとんど王族が独占している状態です。
3権すべてが国王に帰属しています。

サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ

 

以上、特徴ある政治体制の国をご紹介いたしました。

政治は大変奥深いもので学べば学ぶほど知りたくなりますし、面白いものであると思います。
これを機に興味を持ってテレビのニュース番組、新聞、ニュースアプリなど見てみてください!

【世界文化比較】郵便

郵便

今回の世界文化比較のテーマは郵便です!
 
 
 
 
 

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メールが普及して、あまり手紙を出すことがなくなってきたと思いますが、
自分宛ての手紙が届いたときはやっぱり嬉しいですよね♪

私は旅行に行ったとき、ポストカードを買って一緒に旅をした友人に宛てて手紙を書くようにしています。
ちょうど旅先から帰ってきて余韻に浸っている時にポストカードが届いて、良い記念になります!

 

ということで、今回の世界文化比較のテーマは郵便!

フランス、台湾、アメリカをご紹介しようと思います!

 

 

では、早速フランスから!

フランスではLa Posteという会社が郵便事業をおこなっています。

フランスのポストがコチラ!

日本では赤色のポストがお馴染みですが、フランスのポストは黄色です。

ヨーロッパでは黄色のポストが主流なんだとか。とっても目立ちますね…!

ちなみに、ヨーロッパのなかでもイギリスは赤いポストを使用していて、

イギリスに倣って郵便制度を導入した国は赤いポストなんだそうです。

日本もイギリスから郵便制度を取り入れたので赤いポスト、というわけです。

 

日本へポストカードを出すのにかかる料金は€1.2≒160円。

切手は郵便局のほか、タバコ屋さんでも購入できるそうです。

フランスの郵便は、配達が遅かったり、差出人のところに戻ってきてしまったりとあまり信用できないそうです…。

 

少し余談になりますが、ヨーロッパでは郵便マークとして楽器のホルンが用いられています。

これは、中世ヨーロッパで郵便を乗せた馬車が町に着いたときにラッパを鳴らして町の人に郵便が届いたことを知らせたことから郵便=ホルンのイメージがついたそうです。

現在でも、ヨーロッパの国では郵便局のマークやポストにホルンの絵があしらわれています!

http://systec.exblog.jp/9067578

↑ドイツ。言われないとホルンと分からないですね(笑)

http://going-to.blog.so-net.ne.jp/22

↑スペイン

http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2011-09-19

↑ウクライナ。

http://tokuhain.arukikata.co.jp/vienna/2007/11/post_35.html

↑ハンガリー

http://allabout.co.jp/gm/gc/65132/4/

↑デンマーク

確かにホルンの絵が…!(もちろんヨーロッパでもホルンの絵が無い国もあります)

ヨーロッパ文化の広さを感じます…!

 

さて、お次は台湾!

台湾の郵便局は台湾郵政といいます。

台湾郵政のイメージカラーは緑です。

そして台湾のポストがこちら!

http://scsstyle.exblog.jp/21522402/

緑と赤のポストがありますね?

これは、緑色は国内宛て郵便、赤は海外向け郵便というように分かれています。

漢字をよく見ると分かるのですが、

緑色のポストは国内で、台北市内宛てかそれ以外の地域宛てかで分かれています。

赤色のポストは国際郵便と速達用のポストになっています。

台湾から日本に手紙を出そうと思ったら赤いポストに投函!というわけです。

日本へポストカードを贈る場合切手の料金は10元≒40円。安い…!

台湾の郵便は比較的正確で安心と言われています。

 

続いてアメリカです!

http://poso.blog55.fc2.com/blog-date-200902.html

アメリカのポストは青色!

ちょっとゴミ箱のような見た目ですね。

アメリカでは、自分の家のポストに出したい手紙を入れておけば集配人の人が取っていってくれるのだとか!

日本へエアメールを出す場合の料金は1.20$≒150円。

アメリカにはForever Stampsという切手があって、この切手は郵便料金の値上げの影響を受けない切手です。

こちらは国際郵便用のForever Stamp。確かに値段の表記がないですよね!

 

 

おまけでトルコです!

トルコの郵便局はPTTといいます。

可愛いロゴです。

郵便ポストは黄色。

http://benikko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-e5db.html

ポストも可愛いですね!

日本へのエアメールは2.3TL≒103円となっています。

 

 

郵便事情の比較というよりもポストの紹介になってしまいましたが、このあたりで終わりたいと思います。

みなさんも海外旅行に行ったらポストを探してみてください!

新たな発見があるかも…?

【留学生インタビュー】第11回

行ってきます1

今回は、アメリカからの留学生ですよ!!
 
 
 
 
 
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こんにちは!全国的に雨が続いていましたが、いっきに、夏モード全開ですね!!

暑くて溶けちゃいそうです!そんな、真夏を感じる日に、インタビューに行ってきました!

今回は、上智大学に行ってきました!ここ海外の大学?とでもいえそうなほど、留学生がたくさんいました。そんな上智大学の留学生にインタビューしてきました!

(上智大学内)

 

 

【名前】  Justin Brasch (21歳)

【出身】  アメリカ

【大学】  上智大学

【自己紹介】

アメリカの、ジョージ大学の五年生です。専門は、日本語です。

 

【日本に来た理由】

ちょっと長い話だけど・・・・

>もちろん大丈夫です!

高校卒業後、イギリスに留学して、旅行が好きなことに気づきました!

そこで、アメリカから遠く離れた国に行きたかったので、日本を選び、日本語を勉強をしたいと思いました。

 

>日本にはいつから来たんですか?

9か月前から来ました!

来月に帰ります。

そのあと、できれば日本に戻りたいと思っています。

>なんでですか?

仕事と、日本語の勉強のためにまた日本に来たいです。

 

>日本語はいつから勉強しているんですか?

2年半前から勉強しています!

 

【趣味】

旅行。

最近、あんまり時間がないのですが、ビデオゲームや、映画が好きです。

 

最近は、あんまり好きじゃないですけど、日本語の勉強をしています。

【日本の好きなところ】

日本語が好きです。

日本語の「感じ」が好きです。

また、きれいだから好きです。山が見えるのが好きです。

人の性格も好きです。僕と同じようなタイプだと思います。

 

 

【アメリカのお勧めの場所】

いっぱいあるのですが・・・・

ディズニーが好きだったら、ディズニーワールドがいいと思います。

カリフォルニアではなく、フロリダのほうがいいと思います!大きいからです!

>回るのに1週間くらいあってもいいくらいの、フロリダディズニー!必見。

 

キャンプが好きだったら、ジョージア州の、アパラチア山脈がきれいなのでいいと思います。

 

>山好きなんですか?

僕の出身地、オーガスタには、山がなかったからですかね?

 

海だと、フロリダより、ジョージアのほうがいいと思う。これはちょっとした対抗心ですが(笑)

観光客には、フロリダのほうがいいかもしれません。

あんまり、アメリカで旅行をしたことがありませんが、シカゴとアトランタはあんまりお勧めしません。少し危ないから・・・だけど、人はいいですよ!

 

【好きな日本語コーナー】

好きな日本語・・・・?!考えたことないな・・・・

 

 

そういって、しばし考えるJustin。どんな言葉が出てくるのかわくわく!!

最近、日本語の授業で、名詞ばっかり練習してるんです・・・・・

>名詞でもいいですよ!

いや・・・でも、類人猿とかなんで・・・・

>類人猿今までにないです!いいじゃないですか(笑)?

いや、でも、類人猿は、好きじゃない。。。。

なかなか決まらないJustin。そんなJustinが選んだ漢字が・・・・

 

>なんでこの言葉なんですか?

 

いい感じと思うんです。僕は、僕の家から出るときに「BYE」しかなくて、深い意味がないような感じがするのですが、、、

「行ってきます」には、戻りたい感じがするので、この言葉を選びました。

 

そんなこと考えたこともありませんでした。日本人の皆さん、行ってきますの言葉大切にしてきましよう!

 

【好きな写真コーナー】

今、携帯の写真フォルダにはいっている、一番お気に入りの写真を紹介してもらうコーナーです。

春休みに、福井県に行ってきました。

なぜかというと、福井弁が好きだからです!

東尋坊にいってきました。島に、誰もいなかったので行きたかったんです。

その時撮った写真です。

人の多い東京にいたので、人のいないところに行きたかったんです。

福井までは、1人で普通電車で12時間かけていきました。

す!すごい!!楽しい旅だった模様です。

 

【質問コーナー】

>東京ディズニーランドには行きましたか?

母と行きました!しかし、ゴールデンウィークに行ったので、すごく並んでいました。

ビックサンダーマウンテンで、4時間待ちでした。あんまり乗れませんでしたが、雰囲気だけでも楽しかったです。

 

以上、今回は、勉強にいそしみながらも、日本の自然に癒されているアメリカ人大学生

Justinでした!

学び始めて二年半の日本語を、とても上手く使いこなし話してくれました。

ありがとうございました。次回もお楽しみに!

 

(2015年7月10日)

 

【世界文化比較】夏祭り

夏祭り

今回の世界文化比較のテーマは、「夏のお祭り」です!!
 
 
 
 
 
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もう7月になりましたね。
夏が近づいてきました。夏の風物詩のひとつといえば、お祭りが挙げられますよね。
日本はお祭り大国と呼ばれ、年中多くのお祭りが行われています。
夏はやっぱり夏祭りですね。

では各国の夏の行われるお祭りを見ていきましょう。
今回は①起源②仕組み③期間でチェックしていきます。

 

まず、お祭りといえば、スペイン!
スペインは三大祭としてセビリアの春祭り、バレンシアの火祭り、パンプローナの牛追い祭りがあります。
しかし今回ご紹介するのは、「ブニョールのトマト祭り(ラ・トマティーナ)」です。

 
三大祭に入りませんが大変有名なお祭りです。
トマト祭りの名の通り、トマトをぶつけ合うお祭りです。
①諸説ありますが、村のお祭りの最中、喧嘩が起こり、たまたま近くにあった八百屋のトマトを相手に投げつけたことが始まりだそうです。その後、その祭りのたびに、トマトの投げ合いが起こり、定着してしまったということらしいです。そこで市役所が運営に取り掛かり、国際的なお祭りまでに発展していきました。
 
②まず「バロ・ハボン(石鹸棒)」という生ハム取り競争が行われます。具体的には石鹸で充分に濡らされた1本の長い棒に登る競争で、棒の先端に括り付けられた景品(生ハム)を先に取った人が勝利というものです。
その後、大量のトマトを積んだトラックが現れ、トマトの投げ合いが始まり、一時間行われます。
 
③毎年8月の最終水曜日に開催されています。今年は8月26日です!
 
このお祭りはたった一時間ですが、参加者は4~5万人といわれています。
ブニョールの人口は1万人程度なので4、5倍もの人が集まっています。
世界中から観光客が訪れています。

 

次にアメリカです。
アメリカの夏に行われるお祭りとは、「バーニングマン」です。


 
バーニングマンとはネバダ州ブラックロック沙漠で開催される、参加者主導型の音楽とアートの祭典です。
①1986年にラリー・ハーヴェイとジェリー・ジェームズが高さ2.4mの人型の木像を作り、サンフランシスコのビーチで燃やしたことが始まりです。
 
②何もない砂漠の真ん中に架空都市ブラックロックシティーをつくり、初めて出会う人々と助け合いながら共同生活をします、コスプレやアート、パフォーマンスなどの自己表現しつつ、自分たちで創り上げた非日常を楽しむお祭りです。
 
③8月の最終週から一週間行われます。今年は8月30日~9月7日です。
 
電気、ガス、水道、そして携帯のネットワークも遮断されています。
こんな過酷であるのにもかかわらず、約7万人が参加しています。
その理由はこの場所でしか味わえないアート、パフォーマンス、ライブに人々は魅了されているからです。

 

そして最後は韓国です。
韓国では「ポリョン・マッドフェスティバル」というお祭りが開催されています。


 
マッドとは泥のことで、この泥を使用したイベント参加型のお祭りです。
①保寧(ポリョン)市は大川海水浴場の近くの干潟で、良質のマッド原料を発見して、マッド化粧品を開発しました。これは広報するための手段で「第一回ポリョン・マッドフェスティバル」を1998年に16個のプログラムで4日間開催したことが始まりです。
 
②マッド風呂、マッドスーパースライダー、マッドマッサージ、マッドフットサルなど様々な方法でポリョンの泥を体験してもらうためにイベントが数多く行われています。
 
③10日間行われ、今年は7月17日~26日です。
 
保寧市の特産物であるマッドは美容効果があり、美容大国である韓国らしいお祭りです。
保寧市は山と海に恵まれ、観光都市として栄えており、韓国のお祭りの中で外国人観光客が最も多く参加するお祭りです。

 

今回夏に行われているお祭りを見ていきましたが、

3つのお祭りに共通して今年の夏に行くことができ、観光客が多く参加し、楽しんでいるものをご紹介いたしました。

韓国について今すぐ航空券を手に入れることをお勧めしますが、ほかの国に関しては夏休みの旅行先として検討してみてはいかがでしょうか。

お祭りに参加することを目的に旅行することはさらに旅行をわくわくさせるものに変えてくれると思います。

 

【世界文化比較】大学受験

大学受験

2月と言えば受験シーズン到来です。今回は「大学受験」をテーマにご紹介しています。
 
 
 
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というわけで、

今回の世界文化比較では、「大学受験」をテーマにご紹介します。

アメリカ、フランス、中国を比較していきたいと思います。

キーワードは①受験システム②特徴です。

 

まず、アメリカから!

①大学入学審査基準には6つの項目があります。高校の成績、エッセイ、推薦状、課外活動、テスト、面接です。
アメリカの大学では、ある1つの要素だけで合否を決めるのではなく、6つの要素を総合的に検討し、合否を判断します。

 

②アメリカの大学はユニークな人材を求めています。日本のように試験一本でその人の人間性などは関係なく決まるのではないのです。
就職活動のように自己アピールをしますし、ほかの人にはない自分の魅力を伝えなければ受からないのです。

 

次に、スウェーデン!

①高校の成績や入学試験はあまり関係なく、行きたい大学に出願し、面接を経て入学許可が下りれば、入学できるのがスウェーデンだそうです。

 

②スウェーデンの大学はほとんど国立です。私立大学は3つしかありません。
またスウェーデンでは大学院までの学費はEU圏およびスイスの国籍を持つ人々は無料です。
そのため、一度就職してからほかの仕事に就きたいためにもう一度大学に入りなおすということがよくあります。

 

最後は、中国!

①高考(高校教育入学考試の略)と呼ばれる大学入試試験があります。
中国では大学ごとに入学試験があるのではなく、この試験で決まります。
毎年6月の初めに一斉に行われます。
2日間行われる中、親は仕事を休み、子供に付き添い、見守るのが風習となっています。

 

②中国には塾がなく、学校での勉強がとても重要です。
そのため、レベルの高い高校に入り、レベルの高い教育を受けることが良い大学に入る近道であるのです。
ゆえにそのレベルの高い高校に入る必要があり、そのレベルの高い高校に入るためにはレベルの高い中学校に入る必要があるというスパイラルが生じているのが中国です。
学力重視の中国であり、クラブ活動は中国にはありません。ひたすら勉強です。

 

国によって試験方法も試験に対する学生の姿勢も様々ですね。

教育はその国の発展につながる、とても大事なこと。ゆえに教育を見ることで、その国の将来を覗うことができると思います。

日本の教育も今後どのようになるのか注目ですね。

【世界の街並み紀行】ニューヨーク

街並み紀行・ニューヨーク

今回の街並み紀行はアメリカ・ニューヨークの様子をご紹介します!!
                      

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大学2年生の春休み私は大都会ニューヨークに行ってきました!

 

飛行機が大雪の影響で欠航になり一時はどうなることかと思ったが、

3日後何とか飛行機に乗り13時間かけニューヨークへ。

 

今年のニューヨークは大寒波で私が到着したときの気温は-10℃

人生で経験したことがないような寒さ。

 

滞在3~4日目には喉がカサカサに…

(結構みんな喉は壊していたような…)

 

ロングのダウンコートに手袋、マフラー、耳あて、帽子、大量のカイロ

さすがに使わなかったが重ね着用のダウンコートをもう一枚。

寒さに弱い私はありとあらゆる防寒対策をしていきました。

 

しっかり防寒対策をすれば案外寒さも大丈夫!

室内はばっちり暖房が効いているのであったかい!

 

 

ニューヨークはグルメ、買い物、観光など

一回の旅行ではすべて回りきれないぐらい色々なものが詰まった町!

 

今回私は短期留学という形での滞在だったため色々な場所を回ることが出来ました。

(最後の方は勝手にニューヨーカーって言っていたぐらい。笑)

 

そこで私が訪れておすすめだった場所をいくつかご紹介します!

 

 

ニューヨークといったらまずはこれ!

ニューヨークのシンボル自由の女神!

 

近くへ行くにはフェリーに乗っていきます。

ちなみに中に入るには予約が必要!結構すぐ埋まるのでなるべく早めに!

自由の女神へはなるべく旅行の最初の方に行くのをおすすめします.

ある程度ニューヨークを回りきってから行くと感動が薄れるとかなんとか友人が言っていました。

 

自由の女神に行ったときにぜひ一緒に回って欲しいのは

9・11メモリアルパークと世界貿易センタービル。

自由の女神のフェリー乗り場から歩いていくことが出来ますよ!

 

ニューヨークでお買い物をするなら

5番街かソーホーをおすすめします!

有名なティファニーがあることで有名な5番街は高級ブランド街

お高い物ばかりで何か買うことはあまり出来ませんがこの通りには

人気海外ドラマのロケ地が多くあるので歩いているだけでも楽しいです!

 

 

私が滞在していた時にあったセントパトリックデーには

5番街を使って午前中から夕方までパレードが行われていましたよ!

 

 

学生や若い人がお土産や洋服などを買い物するなら

ソーホーがおすすめです。

 

 

kate spadeやMarc Jacobsなど若い人に人気のブランドから

アメアパやアメリカンイーグルなどのファストファッションなど幅広いブランドが集まっています。

 

他にもこんなにかわいいメッセージカードのお店や

カップケーキのお店も!

 

ソーホーはとにかくお買いもの天国なので何回行っても飽きないです。

 

 

そのソーホーから少し地下鉄に乗ると

チェルシーマーケットがあります。

 

食べ物のお土産を買うのにぴったりなのがこの場所です。

その場で食べられる海鮮なども売っているので、食事をすることもできます。

 

 

買い物のことについてばっかり書きましたが

セントラルパークや美術館、ブロードウェイ、グルメなど魅力がたくさん!

 

 

季節ならではのイベントも多いし、どの時期に行っても楽しめると思います。

冬はマンハッタンの何か所かにスケートリンクがありました。

クリスマスやカウントダウンの時期にも行ってみたいですね!

 

 

ニューヨークの街は京都のように碁盤の目のようになっていて

その道に一つ一つ番号がついているので初めて来た人でも歩きやすい町並みになっています。

 

 

危険なイメージもあるかもしれませんが、

貴重品の管理や暗い道を歩かないなど最低限のことを守れば大丈夫です。

 

 

買い物、エンターテイメント、観光スポット、グルメなど

ここまで色々なものが一つに詰まっている場所は他にあまりないと思います。

 

 

少し遠いですが一生に一度は行ってみてもらいたい場所です。

ニューヨークに行ったのは少し前のことですが私もまた行きたいなと思っています。

 

 

機会があったらぜひ行ってみてください!

 

【留学生インタビュー】第8回

crep Diem

今回は、掘り出しもの留学生インタビュー記事です!!!

 

 

 

 

 

 

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今回は、第3~5回にに紹介した方たちと同じ日にインタビューをした、Marvinさんです。

→以前の記事はこちら!合わせてごらん下さい^^

【留学生インタビュー第三回】

http://sekaiichiweb.com/?p=15867

 

 

 

【名前】Marvin (22歳)

【大学】東京首都大学

【出身】ドイツ

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本に来た理由】

国際経済を学んでいて、他国の文化などを知りたかったからです。

日本は、とっても興味深い国なので選びました。

 

>日本でも、国際経済を学んでいるのですか?

日本では、ほとんど日本語を勉強しています。

 

【日本でやりたいことは?】

新しい友達を作りたいです。そして、日本語を学びたいです!

 

 

【ドイツのいいところ】

ドイツのいいところは、Organizationがいいところ。

ドイツ人はきっちりしていて、時間とかにも厳しいです。

 

>日本はどうですか?

日本もいいよ!電車や、バスなどの時間もきっちりしているし。

 

 

【趣味】

サッカー、友達と会ったり、パーティーに行くこと!

 

>どんなパーティー?

クラブに行くのが好きです!月に二回ぐらい行きます!

 

 

【好きな国】

アメリカが好きです。自然が素晴らしいからです。

 

>アメリカには行ったことがありますか?

まだありませんが、来年行く予定です。

 

>アメリカでは何がしたいですか?

ひたすら、いい余暇を過ごしたいです。

 

 

【好きな写真コーナー】

サッカーの画像です。

>この頃ちょうど、ワールドカップで、世界はサッカーで盛り上がっていました!

>懐かしいですね。ワールドカップで応援している国は?

 

ガーナです!

 

>まさかの、ドイツではない!周りにいたドイツ人の友達からはブーイング(笑)

>サッカー毎日見ていますか?

 

見てます見てます!

 

>日本はどうですかね?

 

Very Good!!!

 

>ありがとうございます★ちなみにこのインタビューが行われた夜は、日本対コロンビアでした。

>懐かしいですね!

 

【他に伝えたいこと】

 

私は、とっても、日本人が好きです。旅行で言った草津で出会ったおばあさんがとてもいい人でした。

 

>日本のおばあちゃん。その良さを分かってくれたMarvin。日本を選んでよかった。

 

【好きな言葉】

>日本語で何か書いてくださいとお願いしたら、日本語の教科書「げんき」をもって好きな言葉を探索してくれました。(笑)

 

>そして、黙々と書き始める、Marvin・・・・

 

 

書いてくれた言葉は・・・

 

 

Carpe Diem」

 

>まさかの日本語ではなかった!!そして何語なのか分からなかった、この言葉!!!何語?!これは何語?!ドイツ語?!違う??!と、ざわめきが起こりました。こんな時に頼りになるのが、GOOGLE先生。

調べてみました。

 

これは、ラテン語の言葉で「その日を掴め」という意味です。

紀元前一世紀を生きた古代ローマの詩人ホラティウスの言葉で、「今この瞬間を楽しめ」という意味だそうです。

なんだか、とても素敵な言葉をいただきました。

私事ですが、毎日あっという間です。このインタビューが行われたのも、半年前だと思うと、本当に日々の過ゆく速さを実感します。

あっという間に、2014年も残すは一か月となりましたね。みなさん、一日一日大切に生きましょうね★

 

今回は、掘り出しものインタビューでした(^^)

英語でのインタビューは、全然なれていなく、また、インタビューをするのにも慣れていない頃だったので、とってもあたふたしていたのを覚えています(笑)

今後も、たくさんの留学生にインタビューできたらいいなと思っています!

 

サッカー好きのMarvinさん!インタビューの後は、着替えて、フットサルに向かいました★

なんだか、スピード感をすでに感じます。笑

忙しい中、インタビュー協力ありがとうございました。

 

(2014年6月24日)

 

【世界文化比較】映画

映画

みなさん!映画を観るのはお好きですか?今回の世界文化比較では、「映画」をテーマにお送りします。
 
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みなさん、映画を観るのは好きですか?

休日に映画館に行ったり、DVDを借りてきて家でゆっくり楽しんでみたり、海外へ行く際には飛行機の中でも映画を観ることができますね!

邦画よりも洋画が好きな人も多いかもしれません。

今回の世界文化比較は「映画」をテーマにお送りします。

 

 

さて、みなさんは映画産業がさかんな国をどれくらい知っていますか?

2012年の映画市場規模の統計で日本は3位。

2位は中国、1位はアメリカとカナダとなっています。

上位10位にはこの他、フランスやドイツ、インドなどが入っています。

 

 

今回は

世界最大の市場規模を誇るアメリカ、特徴的な映画で有名なインド、そしてカンヌ映画祭で有名なフランス

の3か国それぞれの国の①映画館、②料金、③作品の特徴について比べてみたいと思います。

 

 

まずはアメリカ。

①アメリカは世界一の映画館数を誇り、スクリーン数はおよそ40,000!

この数字は世界でも突出して多い数字になっています。

さて、映画鑑賞といえばポップコーン!

アメリカでは映画を観る時にはポップコーンとコカ・コーラが欠かせないそうです。

②アメリカ映画の料金は7~8ドル。

日本円にすると800円ほどと日本の映画料金の半額以下!

さらに午前中など割引がきく時間帯もあるようで、安く映画を観ることができます。

③ハリウッド映画が好きな方は多いのではないでしょうか?

ハリウッド映画は巨額の予算を投じた壮大なスケールの作品が多いことが特徴です。

明るく、分かりやすいストーリー構成になっているのも人気の理由です。

 

 

続いてインドの映画についてです。

①インドの映画館というと観客が歌ったり踊ったりしているイメージを持っている方が多いかもしれません。

このような鑑賞スタイルは「マサラ上映」と呼ばれています。

最近では日本でもマサラ上映のイベントが行われているようなので、興味のある方は参加してみては…?

近年では富裕層向けにシネマコンプレックスも増えており、料金は高いですが快適な空間で映画を楽しむことができます。

②インドの映画チケット料金は座席によって異なっていて、一番高い席は1,500円、立ち見席ではたったの10円で観ることが出来るそうです!

立って映画を観るの疲れそうですが…。

平均の料金は約30円と日本よりもずっと安くなっています。

この値段なら何度も映画館に足を運んでしまうかも…。

③インドでは年間に1200本以上の映画が製作され、観客動員数はなんと約30億人…!

この数字は映画大国・アメリカの2倍!

ンドの映画産業の大きさがよく分かりますね。

 インドの映画で特徴的なのは、何といっても豪華なダンスシーン。

 ストーリーが単純で分かりやすく、ミュージカル風で画面が華やかなので映像だけでも楽しむことができます。

 インド映画は多くの国民に娯楽として愛されています。

 

 

最後にフランスです。

①近年ではショッピングモールに併設されたシネマコンプレックスが増えていますが、パリの街には雰囲気のある小型のミニシアターや映画館とは思えない芸術的な外装の映画館もあります。

ラ・パゴドという中国の寺院のような外観の映画館もあります。

②フランスの映画料金は映画館や映画によっても異なりますが、日本円で900~1000円くらいが相場のようです。

また、一か月19.8ユーロで映画が見放題になるパスがあります。

また、早朝割引もあるので、こういった割引を使えばお得に映画を楽しむことができます。

③フランスで映画は建築、彫刻、絵画、音楽、詩、演劇もしくは写真に続く第7の芸術といわれています。

監督や脚本家のもつ美学が表れるため、アメリカ映画のような大衆受けするような作品とは少し趣が異なります。

フランスならではの芸術的な作品が多いことが特徴です。

 

 

 

今回は映画をテーマにアメリカ、インド、フランスを比較しました。

個人的に驚いたのは、海外での映画料金が安いこと!

日本の映画料金は世界一高いともいわれているそうですよ…!

 

【国際フェス世界市2014】2日目

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10月11,12日に開催した「国際フェスティバル世界市2014」2日目の様子をレポートします!

 

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今回は「国際フェスティバル世界市2014」の2日目をレポートします!

 

12日もお天気に恵まれ、良い気候の中スタートすることが出来ました。

 

 

 

またワークショップのコーナーでは

みなさんイギリス発祥のペーパーロゼットを

老若男女問わずみなさん楽しそうに作成していました♪

 

写真では「HELLO」ですが、

真ん中の丸い部分には、「こんにちは」を世界各国の言葉で書かれています。

作ったあとはみなさん胸に付けてくださいました♪

 

 

 

 

そんな中、13時に近づくにつれ会場には大勢の人が・・・

 

その理由は今回の目玉ゲスト、

ボビー・オロゴンさん!

現在さいたま市にお住まいのボビーさん。

母国ナイジェリアの話など、楽しいトークショーとなりました!

ボビーさんへの質問コーナーになると、大勢の人が手を上げて質問していました。

なんと客席に自らおりてきてくださいました!

質問をしてくださった方には直筆サイン入り地球儀ボールがプレゼントされました。

楽しいトークショーをありがとうございました!!

 

 

 

2日目もたくさんの方にご来場いただきありがとうございました!

みなさんのおかげで大盛況の中、今年も国際フェスティバル世界市を無事開催することが出来ました。

またどこかでみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

 

これからも学生団体世界市プロジェクトは、

海外の魅力を皆さんにお伝えするために活動していきます!

 

2日間本当にありがとうございました!