「飛騨高山に行くけど、どこで食べ歩きすればいい?」「飛騨牛を気軽に食べたい」「スイーツも充実しているの?」——飛騨高山の食べ歩きを計画している方に向けて、このガイドを作りました。
結論からお伝えすると、飛騨高山の食べ歩きは「さんまち通り」を中心に飛騨牛グルメとスイーツの名店が徒歩圏内に集中しており、半日あれば10スポット以上を効率よく回れます。江戸時代の街並みを歩きながら絶品グルメを楽しむ体験は、日本の観光地の中でも特別な体験です。
この記事では、飛騨牛グルメとスイーツのおすすめランキング10選を、アクティビティジャパン編集部がエリア別に整理しています。 食べ歩きのマナー・高山祭との組み合わせ・体験プランまで含めた完全ガイドです。
- 飛騨高山で食べ歩きを楽しむ前に知っておきたい基本情報
- 飛騨高山 食べ歩きグルメおすすめランキング5選|飛騨牛を食べ尽くす
- 飛騨高山 食べ歩きスイーツおすすめランキング5選|甘いものでしめくくる
- 飛騨高山 食べ歩きスポットのエリア別マップ解説
- 飛騨高山の食べ歩きと合わせて楽しめる体験・アクティビティ
- まとめ:飛騨高山の食べ歩きは「さんまち通り」を軸に計画すれば失敗しない
飛騨高山で食べ歩きを楽しむ前に知っておきたい基本情報

飛騨高山「古い町並」に食べ歩きスポットが密集している理由
江戸時代から続く歴史的な街並みとブランド牛「飛騨牛」が食べ歩きの2大魅力
飛騨高山は、岐阜県北部に位置し、東京や大阪から約4時間半でアクセス可能な観光地です。その中心地は、江戸時代から続く城下町としての歴史と文化を色濃く残し、「古い町並み」と呼ばれるエリアは一歩足を踏み入れるだけでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
「古い町並」の中心を貫く「さんまち通り」(上一之町・上二之町・上三之町の総称)には、出格子が連なる江戸時代の商家建築が現存しており、その軒先に飛騨牛の串焼きや地元スイーツの名店が並んでいます。歴史的な景観とブランド牛「飛騨牛」が重なる場所だからこそ、食べ歩きが特別な体験になります。
食べ歩きのマナー|「歩きながら食べる行為」はNGで決められた飲食スペースを利用しよう
グルメを楽しむ際、歩きながらものを食べる「歩き食べ」をする人がいます。これは他の観光客やお店への迷惑行為となってしまいます。串や割りばしが、場合によっては危険なこともあります。「食べ歩き」とは、その街の色々なお店に行って様々なグルメを楽しむこと。マナーを守って、食べ歩きを楽しみましょう。
各お店の店先にはイートインスペースやベンチが設けられており、そこで食べるのが正しいスタイルです。高山市では条例によりごみのポイ捨てや古い町並周辺での路上喫煙が禁止されています。食べ残しや容器は持ち帰るようにしましょう。
飛騨高山を代表する春と秋の「高山祭」観光と食べ歩きを組み合わせる楽しみ方
飛騨高山には年2回、日本三大美祭のひとつとされる「高山祭」が開催されます。春の「山王祭」(4月14〜15日)と秋の「八幡祭」(10月9〜10日)で、豪華な屋台が町を彩ります。祭り期間中はさんまち通りも特別な賑わいを見せるため、食べ歩きとの組み合わせが最高のタイミングになります。ただし混雑も激しくなるため、早朝からのスタートがおすすめです。
飛騨高山 食べ歩きグルメおすすめランキング5選|飛騨牛を食べ尽くす

1位 じゅげむ|飛騨牛コロッケ&4種の串焼きをまとめて楽しめる土産物屋
赤身・ロース・霜降り・ステーキ串の4種類を食べ比べながら地ビール・サイダーと楽しむ贅沢コース
じゅげむはさんまち通りにある土産物屋で、飛騨牛の食べ歩きグルメが一か所で揃う人気スポットです。飛騨牛コロッケに加えて、赤身・ロース・霜降り・ステーキ串と4種類の部位別串焼きが揃っており、食べ比べを楽しめます。地元の地ビール・サイダーと組み合わせながら楽しむ観光客も多く、飛騨牛食べ歩きのスタート地点として最適です。
2位 助春(すけはる)|創業90年の老舗精肉店が提供する注文後揚げたての飛騨牛ミンチカツ
飛騨牛と淡路産玉ねぎの甘みが生む上品な味わい|テイクアウト対応で食べ歩きに最適
「絶品 飛騨牛ミンチカツ」は、店内でのイートインはもちろん、テイクアウトも可能!ほどよいサイズ感で、食べ歩きにぴったりです。
創業90年の老舗精肉店が手がける飛騨牛ミンチカツは、飛騨牛と淡路産玉ねぎの甘みが溶け合った上品な味わいが特徴です。注文後に揚げるため常にサクサクの状態で提供されます。精肉店ならではの牛肉のクオリティへのこだわりが、食べ歩きの一品でも感じられます。
3位 咲くやこの花 こって牛|「飛騨牛料理指定店」認定の5等級飛騨牛にぎり寿司専門店
あおさ入り手焼きせんべいを皿に使う「三種盛り」は返却不要で食べ歩きに特化した設計
「咲くやこの花 こって牛」を訪れたら必ず食べておきたいのが、2種類のにぎりと軍艦が載った「三種盛り」!竹炭塩・生姜しょうゆで味付けされたにぎり&オリジナルの旨辛だれと玉子の黄身が載った軍艦には、最上級とされる5等級の飛騨牛が使用されています!盛り付ける皿は「あおさ入り手焼きせんべい」を使用しているので、返却する必要がなく、食べ歩きにもってこいです。
有名店のため、時間帯によっては行列ができることもしばしば。売り切れてしまうこともあるので、早めに訪れるのがおすすめです。 「飛騨牛銘柄推進協議会」から「飛騨牛料理指定店」に認定された品質保証も安心感につながります。
4位 六拾番(ろくじゅうばん)|テイクアウト専門で5等級希少部位の「A5飛騨牛ロース串焼き」が名物
カップ入りの串焼きは手が汚れにくい設計|飛騨高山の味噌を使った「飛騨牛のとろ煮」も人気
人気メニューは、食べ歩きにぴったりの飛騨牛の串焼きと、牛すじなどを飛騨高山の味噌を使用した味付けした「飛騨牛のとろ煮」。中でもおすすめは、5等級の希少部位を厚切りで楽しめる「A5飛騨牛ロース串焼き」です!串焼きはカップに入って提供され、手が汚れにくいのもうれしいポイントです。
住所は岐阜県高山市上三之町60。さんまち通りのテイクアウト専門店として、手軽に飛騨牛の本格串焼きを楽しめる穴場的存在です。
5位 飛騨牛まん本舗|飛騨牛を使った肉まんの元祖店で「飛騨牛チーズ牛まん」を食べよう
飛騨牛肉餡ととろけるチーズのマリアージュ|店先のイートインスペースでほかほかのまま食べる
「飛騨牛まん本舗」は、飛騨牛を使用した贅沢な肉まんを楽しめるお店で、飛騨牛まん発祥の地として知られています。こちらの看板メニューである「飛騨牛まん」は、飛騨牛の旨みがぎっしり詰まった逸品。口に入れた瞬間、ジューシーな肉汁が溢れ出し、その豊かな味わいに驚かされます。さらに、女性に大人気の「チーズ飛騨牛まん」も見逃せません。飛騨牛の旨みに濃厚なチーズがプラスされ、コク深い味わいが特徴です。
飛騨高山 食べ歩きスイーツおすすめランキング5選|甘いものでしめくくる

1位 布久庵(ふきゅうあん)|4つの和室で楽しむ天然食材スイーツと季節のパンケーキ
注文後から焼き始めるとろとろふわふわのパンケーキにメレンゲと季節フルーツをトッピング
飛騨高山の「古い町並」東側にある茶房「布久庵(ふきゅうあん)」は、緑豊かな中庭を囲うように用意された4つの和室で、葛(くず)やわらび粉などの天然食材を使ったスイーツを楽しめます。いち押しは「季節のパンケーキ」!注文後から焼き始めるとろとろふわふわのパンケーキに、メレンゲや季節のフルーツ、ソースを載せてもらえますよ!飛騨高山観光の休憩がてら、雰囲気たっぷりの和室で優雅なスイーツタイムを過ごしましょう。
住所は岐阜県高山市下一之町17。食べ歩き疲れた後のゆったりとした休憩スポットとして、観光の動線に自然に組み込める立地です。
2位 高山プリン亭|大正時代の建物で味わう飛騨牛乳使用の手作りプリン
白色の卵黄プリンに差し色が映える「雪国シリーズ」はSNS映えと美味しさを両立
「高山プリン亭」で食べられるプリンの特徴は、職人の手作り&おしゃれな瓶詰め。飛騨牛乳を使用した「高山プリン」は、食べ歩きに限らずお土産にもぴったりです。また、飛騨高山の雪景色のような白色の卵黄プリンに、いちごの赤・コーヒーの黒など、味の種類によって異なる差し色が映える「雪国シリーズ」は、味はもちろん、SNS映えも狙えます。
住所は岐阜県高山市上三之町95。さんまち通り沿いでアクセスしやすく、飛騨牛まん本舗の斜め向かいに位置しています。
3位 茶乃芽|冷凍みかん丸ごと串刺しの「まるっぽみかん」が食べ歩き向けスイーツの話題株
自家製抹茶スイーツ・季節限定メニューも豊富なセルフサービス式のカフェ
古き良き街並みが残る上三之町通りのカフェ処「茶乃芽(ちゃのめ)」は、個性あふれる自家製スイーツが味わえるセルフサービス式のお店です。中でも看板メニューの「まるっぽみかん」は、シャリシャリとした食感がたまらない冷凍みかんが木の串に刺さったグルメ。自家製シロップが美味しさを際立てています。外がまだ暑い時期の食べ歩きに最適です。
自家製抹茶スイーツや季節限定メニューも豊富で、何度訪れても新しいメニューに出会えます。「咲くやこの花 こって牛」の斜め向かいというさんまち通りの好立地も魅力です。
4位 老田酒造店|元祖「鬼ころし」の蔵元直売店で楽しむ「しょうゆソフトクリーム」
塩キャラメルのような感覚で食べられる酒蔵ならではのユニークなスイーツ|地酒試飲も可能
老田酒造店は「鬼ころし」ブランドで知られる飛騨高山の老舗酒蔵の直売店です。観光のついでに立ち寄れるスポットとして、蔵元ならではのユニークなスイーツ「しょうゆソフトクリーム」が食べ歩きで人気を集めています。塩キャラメルのような甘じょっぱい風味が癖になる一品で、酒蔵でしか体験できない味の組み合わせです。地酒の試飲も楽しめるため、お土産の日本酒選びと合わせて立ち寄れる便利なスポットです。
5位 陣屋だんご店|高山陣屋前で味わう甘くないしょうゆだれ焼きの「みたらしだんご」
飛騨高山食べ歩きの定番中の定番|香ばしさ・しょっぱさ・もちもち食感が揃う焼き団子
飛騨高山の食べ歩きで人気のグルメといえば、みたらし団子です。みたらしといわず「みだらし」と濁るのが高山ならではの呼び方です。高山陣屋のすぐそばにある「陣屋だんご店」では、香ばしさと程よいしょっぱさがクセになる味わいなのでぜひ食してみてください。
一般的なみたらし団子と異なり、砂糖を使わないしょうゆだれが飛騨高山スタイルの特徴です。香ばしく焼いた団子に醤油の香りが絡む一口は、素朴ながら深い満足感があります。高山陣屋の観光と組み合わせると動線がぴったりはまります。
飛騨高山 食べ歩きスポットのエリア別マップ解説

「さんまち通り」に集中する食べ歩きスポット|観光と食べ歩きを同時に楽しめる動線
じゅげむ・咲くやこの花 こって牛・六拾番・飛騨牛まん本舗・高山プリン亭・茶乃芽・老田酒造店が徒歩圏内に集結
さんまち通り(上一之町・上二之町・上三之町)は、飛騨高山食べ歩きの中心地です。今回ご紹介した10スポットのうち、7スポットがこのエリアに集中しています。高山駅から徒歩約10〜15分でさんまち通りの入口に到着し、そこから全スポットを徒歩で回れます。
効率的な回り方のポイントは「混雑する前の午前中に人気店を先に押さえること」です。特に咲くやこの花 こって牛は開店直後から行列ができるため、午前中のうちの訪問を推奨します。
高山陣屋前エリア|陣屋だんご店は「高山陣屋」観光と合わせて立ち寄るのがおすすめ
高山陣屋は、江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所で、陣屋の建物が現存するのは全国でも高山だけです。「古い街並み」とは、城下町の中心で、商人町として発達した上町と下町を合わせた三筋の街並み。出格子が連なる軒下には用水路が流れ、老舗ののれんが並ぶなど、情緒溢れる景色をお楽しみいただけます。 高山陣屋を見学した後に陣屋だんご店へ立ち寄る流れが、このエリアの定番コースです。
「古い町並」東側エリア|布久庵は観光の休憩スポットとして立ち寄りやすい立地
布久庵は古い町並の東側・下一之町に位置しており、賑やかなさんまち通りから少し外れた落ち着いたエリアにあります。食べ歩きで賑わう通りを回った後に、和室でゆっくりパンケーキを楽しむ「後半の休憩スポット」として位置づけると、1日の計画が自然なメリハリを持ちます。
飛騨高山の食べ歩きと合わせて楽しめる体験・アクティビティ
食べ歩きだけでも充実した1日になりますが、飛騨高山ならではの体験を組み合わせると旅の記憶が格段に深まります。
さるぼぼ作り体験(2,750円〜)|屋内約40分で食べ歩き前後の観光体験にちょうどよい
「さるぼぼ」は赤い布製の人形で、飛騨地方に古くから伝わるお守りです。さんまち通り周辺の体験工房では、自分でさるぼぼを縫って作る体験が2,750円〜・所要時間約40分で参加できます。食べ歩きと同じルート上にあるため、昼食前後に立ち寄れる体験として観光スケジュールに組み込みやすいです。
陶芸体験・轆轤(4,000円〜)|中橋から徒歩圏内で食べ歩きと組み合わせやすい
高山市内には陶芸体験を提供する工房が複数あります。4,000円〜で電動ろくろ・手びねりを体験でき、飛騨の土を使ったオリジナルの器が後日届きます。さんまち通りから宮川にかかる中橋を渡った先のエリアに工房が多く、食べ歩き散策のルート上に自然に組み込めます。
伝統芸能ライブパフォーマンスショー(3,300円〜)|飛騨高山唯一の常設劇場「でこなる座」で和太鼓・三味線・日本舞踊を体験
飛騨高山には和太鼓・三味線・日本舞踊を一度に楽しめる常設劇場「でこなる座」があります。食べ歩きで飛騨の食文化を体験した後、夕方以降の公演で伝統芸能を鑑賞するという1日の締めくくりに最適です。3,300円〜で参加できるため、食べ歩き予算と合わせても無理のない料金感です。
日帰りツアー(9,400円〜)|飛騨高山+白川郷合掌造り集落を名古屋発で1日で巡れる
飛騨高山から車で約1時間の距離に、世界遺産「白川郷」の合掌造り集落があります。名古屋・大阪発の日帰りツアー(9,400円〜)を利用すれば、飛騨高山での食べ歩きと白川郷の散策を1日で楽しめます。個人での移動が難しい白川郷へのアクセスをツアーで解決できるため、飛騨高山初訪問の方にとって最も効率のよいプランです。
飛騨高山の食べ歩きスポット・体験の最新情報はアクティビティジャパンの飛騨高山食べ歩きランキング&マップが詳しく、岐阜県の公式観光情報は岐阜の旅ガイドの飛騨牛グルメ特集も参考になります。旅行全体の計画には旅行情報メディア「世界一WEB」もぜひ活用してください。
まとめ:飛騨高山の食べ歩きは「さんまち通り」を軸に計画すれば失敗しない
飛騨高山の食べ歩きグルメ10選について整理しました。最後に要点をまとめます。
- 飛騨牛グルメ1位〜5位:じゅげむ(串焼き4種)・助春(ミンチカツ)・咲くやこの花 こって牛(にぎり寿司)・六拾番(ロース串焼き)・飛騨牛まん本舗(チーズ牛まん)
- スイーツ1位〜5位:布久庵(季節パンケーキ)・高山プリン亭(雪国シリーズ)・茶乃芽(まるっぽみかん)・老田酒造店(しょうゆソフト)・陣屋だんご店(みたらし団子)
- 食べ歩きマナー:歩きながら食べる「歩き食べ」はNGで、店頭・指定スペースで食べること
- エリア:大半がさんまち通り(上三之町)に集中。徒歩での効率的な動線で回れる
- おすすめ時期:高山祭(春4月・秋10月)との組み合わせが特に充実
飛騨高山の食べ歩きは、江戸時代の景観の中でブランド牛の串焼きを頬張るという、他では味わえない特別な体験です。午前中からスタートして混雑を避けながら、この記事を地図代わりに使ってみてください。

