中央大学3年―塚原悠介さん
□留学した国/期間
カナダのバンクーバー
1ヶ月間
□留学した理由
英語が大の苦手だった。当時、TOEICは大学2年生で300点台。
そんな時、大学の学部制度で「やる気応援奨学金」というものを見つけた。
「やる気」を認めさせることができれば、30万円の奨学金が給付される制度。
これは行くっきゃない!ということでやる気で合格。
英語を初めてしゃべりに行く姿勢で、バンクーバーへ。
□留学全体で良かったこと
この留学が人生の転換点になったと思う。もっと早くに挑戦すべきだった。
留学を通して、「世界の広さ」とそこにある「無限大の可能性」に気がついた。
「世界の中の日本」を見ることが出来たことで、今まで自分がいかに、狭い選択肢や環境の中でしか物事を判断していなかったことに気が付くことができた。
□カナダでの生活
放課後はクラスメイトとカフェや公園へ。土日はホームメイトとぷらぷら。
日常を英語漬けでコミュニケーションを取らざるを得ない環境に追い込んだ。
□ハプニング
カナダ留学後、せっかく北米にまで来たのだからと、ついでに単身サンフランシスコへ。
初めての一人旅でワクワクしながら離陸を機内で待っていると、飛行機のアナウンスからmechanic troubleの一報。
再予約(rebooking)してくれと言われ、訳もわからないまま外へ追い出された。
その後奇跡的な縁で助けてもらえて別の便で何とかサンフランシスコへ。
一安心してサンフランシスコに到着し、荷物受取所で自分の荷物を待っていたが、一向に自分の荷物だけが出てこない。
空港職員に尋ねると笑顔で、「これかい?君の荷物は、君が乗っていた便の1つ前の便で一足先に入国していたみたいだね。」
もし、到着が逆だったらと思うと、しばらく開いた口が塞がらなかった。
海外ではハプニングは当たり前。日本の常識は世界の非常識。
それをいかに自分が楽しめるかだと思う。
□留学の感想
すべての出会いや気付きに感謝。毎日が刺激で溢れていた。
留学以前、大学でただ授業を受けるだけの生活から、留学後、活動場所や範囲は大きく変わった。
サンフランシスコで一人旅をしたことがきっかけで旅の魅力に目覚め、帰国後、東南アジアを放浪。
そこには、留学以前の自分では考えられなかった場所でイキイキと英語を使いながら現地の人とコミュニケーションを取る自分がいた。
この留学がなかったら、今の自分は絶対になかったと思う。
□メッセージ
現地で五感のすべてをフル活用して、風を感じてきてください。価値観が変わります。
特に、今現在英語を話すことに苦手意識を持っていて、一歩が踏み出せない方。
一歩前に足を踏む込むことで、世界は変わります。
考えるだけでなく、「行動」で自らの可能性を発見し、世界に飛び込んでみることをおすすめしたいと思います。
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