【世界文化比較】大学受験

大学受験

2月と言えば受験シーズン到来です。今回は「大学受験」をテーマにご紹介しています。
 
 
 
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というわけで、

今回の世界文化比較では、「大学受験」をテーマにご紹介します。

アメリカ、フランス、中国を比較していきたいと思います。

キーワードは①受験システム②特徴です。

 

まず、アメリカから!

①大学入学審査基準には6つの項目があります。高校の成績、エッセイ、推薦状、課外活動、テスト、面接です。
アメリカの大学では、ある1つの要素だけで合否を決めるのではなく、6つの要素を総合的に検討し、合否を判断します。

 

②アメリカの大学はユニークな人材を求めています。日本のように試験一本でその人の人間性などは関係なく決まるのではないのです。
就職活動のように自己アピールをしますし、ほかの人にはない自分の魅力を伝えなければ受からないのです。

 

次に、スウェーデン!

①高校の成績や入学試験はあまり関係なく、行きたい大学に出願し、面接を経て入学許可が下りれば、入学できるのがスウェーデンだそうです。

 

②スウェーデンの大学はほとんど国立です。私立大学は3つしかありません。
またスウェーデンでは大学院までの学費はEU圏およびスイスの国籍を持つ人々は無料です。
そのため、一度就職してからほかの仕事に就きたいためにもう一度大学に入りなおすということがよくあります。

 

最後は、中国!

①高考(高校教育入学考試の略)と呼ばれる大学入試試験があります。
中国では大学ごとに入学試験があるのではなく、この試験で決まります。
毎年6月の初めに一斉に行われます。
2日間行われる中、親は仕事を休み、子供に付き添い、見守るのが風習となっています。

 

②中国には塾がなく、学校での勉強がとても重要です。
そのため、レベルの高い高校に入り、レベルの高い教育を受けることが良い大学に入る近道であるのです。
ゆえにそのレベルの高い高校に入る必要があり、そのレベルの高い高校に入るためにはレベルの高い中学校に入る必要があるというスパイラルが生じているのが中国です。
学力重視の中国であり、クラブ活動は中国にはありません。ひたすら勉強です。

 

国によって試験方法も試験に対する学生の姿勢も様々ですね。

教育はその国の発展につながる、とても大事なこと。ゆえに教育を見ることで、その国の将来を覗うことができると思います。

日本の教育も今後どのようになるのか注目ですね。


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