地獄行き-
恐ろしい店舗名を持つ、ドイツの田舎町ローテンブルクにあるZur Höll。
このレストラン、ローテンブルクと同じくらいの歴史があるんです。
つまり…ローテンブルク最古のレストランなんです!
さて、このレストラン、とにかく場所が見つけにくい。
なぜならば、こんなにかわいい外装だから。
どこが「地獄行き」?と、思いますよね。
しかし扉を開けると…
薄暗い店内、テーブルに置かれたろうそくとバラの花、コンクリートの壁。
地下の洞窟風に作られていて、本当に「地獄」を思い浮かべてしまうような雰囲気です。
実はこのZur Höll、ローテンブルク最古ということあり、ガイドブックで紹介されるほどの有名店。日本語メニューもおいてありました。(こんなところで日本語なんて見たくないですよね…。)
店員さんも陽気でかわいらしく、写真を撮っていると「一緒に撮って!」と言ってくるほど。
ドイツといえばビールで有名ですが、
ここローテンブルクはフランケンワインで有名な地。
丸いかわいらしいボトルと、これまた丸くてかわいいグラス(レーマーグラス)が特徴です。
そしてお店のおすすめを頼むと、こんなものが出てきました。
それまで堪能してきたドイツ料理と一変。
あまりのボリュームと滴り落ちる油にびっくりしながらおいしくいただきました。
トイレは一度店外へ。
コンクリートの階段と男女別の2つのドア。
女性用のドアがこれ。
かわいらしいけれど、どこか中世の雰囲気を漂わせ、
まだ明るかったからよかったものの、日が落ちてからこのトイレを利用するのは不気味だなと感じました。
地獄行き-
中世ヨーロッパの街づくりをそのまま残すこの街にぴったりのこの店名。
ローテンブルクに訪れた際は
ぜひZur Höllにたちよることをお勧めします。
(清水)
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