マチュピチュ(ペルー)

世界の街並紀行

絶景。

天空の城道中

空が近かった。今回は地球上にある、唯一の天空の城マチュピチュに行った話を書こうと思います。マチュピチュと言えば、南米ペルー。インカ帝国の首都、クスコから鉄道で3時間の場所にあり、まさに秘境。

マチュピチュに行くためには、クスコという街を経由して行きます。この街、クスコ、本当に綺麗。スペイン時代のコロニアル建築とペルー庶民の生活がうまく調和していて、おすすめです。

ただ、僕らが泊まったホテルは凄かった。水が出ないし、夜中に楽器を演奏するやつがいるはで、早くもホームシックにさせられました。

しかもこのクスコという街、実は結構曲者。標高がやたらと高い位置にあるせいで、高山病のリスクがあったり。自分は幸いにもかからなかったのですが、標高のせいか、夜がとにかく寝苦しかった。水でない、うるさい、息苦しいの三重苦は今じゃいい思い出です。

そんなわけで、マチュピチュへの拠点であるクスコを楽しんだ一行は、念願のマチュピチュに向かい、電車に揺られます。この電車、僕らはペルーレールという会社を使っていったのですが、料金が全体的に高い(片道70ドル)。電車でしか行けないという事で、料金が高止まりしている感が否めなかったです(実際は電車じゃなくてもいけた。後で話します)

電車のなかでは、優雅にコーヒーを飲みながら、素敵なおっちゃんと会話をしていたら、あっという間に、マチュピチュの麓、アクアカリエンテ。

このアクアカリエンテ、まるで、日本の温泉郷。感想はそれだけ。

アクアカリエンテを拠点にマチュピチュ観光を楽しむ事にし、着いたその日からバスに乗り、マチュピチュに向かいました。その時間約20分。その後にまっていた風景というと

ただただ凄かったです。

ただ、天候はころころ変わり、晴れたかと思えば、突然の雨となかなか体力が削られました。ただ、あの風景は一見の価値ありです。これは断言できます。

また、マチュピチュには、2つの山(ワイナピチュ、マチュピチュ山)というのがあり、実際マチュピチュ山に登ってみました(事前予約が必要)。これが半端なくきつかった。延々と階段みたいな段差を2時間近く登り続けるという試練。それでも、山の頂上にたどり着いた時の達成感は半端なく、周りにいた人たちと喜びを分かち合う事ができました。

少しペルー料理にも触れてみようと思います。ペルビアンフードというあだ名を持つだけあって、どの料理も非常に美味しいです。ロモサルタード、セビーチェ、クエ等、様々な味を楽しめます(クエは見た目が強烈ですが)。

そんなこんなで、マチュピチュを楽しんだ僕らに、最後にビックプレゼント。マチュピチュから、クスコに帰るその日に、なんと土砂崩れで電車が動かないとの事。しかし、フライトの関係でなんとしてでも、その日にクスコに戻らなければ行けなかった僕らは、バックパッカールートなるものを発見するのでした。

その中身は、2時間ザックを持ってハイキンッグをして、その後、乗り合いタクシーを乗り継いで、クスコまで戻るというもの。実際にやってみた感想は、キツイ。はじめの2時間のハイキングがずっと線路の上を歩くとう事で、足と肩がいたくなり、その後の乗り合いタクシーでも、英語が通じず、運転手の気まぐれ次第で行く場所が決まるという、適当っぷり。

トータルで10時間位かかり、電車でいけば3時間の所をプチ旅行してきました。

この旅を2回するのはもういいかな(笑)

自分こそがバックパッカーだという自負が有る方は、挑戦してみるといいかもしれません。

色々あり、最後は無事クスコにたどり着き、帰国ができた我々ですが、ここで一言。マチュピチュは苦労してでも、自分の目で見る価値があるという事です。日本から見て地球の裏側、ペルー。世界には本当に驚くべきところがあります。せっかく地球に生まれたからには、その地球を楽しまないと損ですよね。マチュピチュは日本からは確かに離れた場所にありますけど、感動はその分人一倍だと思います。お勧めしますよ!ではまた、地球のどこかで会いましょう。

 


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