2010年の冬、私はパリに向かいました。
日付は12月22日。
クリスマスを挟んでの旅行です。
パリの訪問はこれで2度目。
前回は、ベルサイユ宮殿、モンマルトル、ルーブル美術館等の大御所を回り、ギャラリーラファイエットでお買い物と王道ルートを楽しみました。
今回のパリの目的は
①オランジュリー美術館
②モンサンミッシェル
③クリスマスマーケット です!
飛行機は、羽田夜発、成田朝着を利用。
ヨーロッパに行くなら絶対、往路羽田で復路成田が便利★
そんなわけで約13時間のフライトを経てパリに到着!
空港から市内に出てホテルに向かいます。時刻は朝8時。
8時にもかかわらずまさかのこの暗さでした!
チェックインを済まし、荷物を置いてそのまま市内へレッツゴー!
コンコルド広場にまっすぐ向かい、最初の目的地であるオランジュリー美術館を発見!
この美術館には何があるかというと、かの有名なモネの「睡蓮」です!!!!
このオランジュリー美術館は、「モネの睡蓮には光が必要だ!」という事で、陽光差し込む吹き抜けの部屋へとする改修工事を2006年に終えたばかり!
見てください、この素晴らしさ!
部屋一面、360°に、モネの睡蓮が飾られているのです。
朝一で訪れたため人も少なく、まさに独り占めの世界でした。
本当に素晴らしかったです。
その後はナポレオンの眠るアンヴァリトへ。
チケット購入に戸惑い、館外を歩き回り、棺の大きさに驚きます。
今回の旅を通して「ナポレオンがパリを作ったといっても過言ではない」と強く感じるようになったのですが、そんなナポレオンがここで眠っていると思うとドキドキしました!
アンヴァリッドも時間が許すなら是非行ってほしいです。
次の日はバスでモンサンミッシェルへ。
前回の旅行では時間が取れず訪れることができなかったため、ずっと楽しみにしていました!
冬で空が暗かった、というのもあり、まさに「要塞」「修道院」でした。
すごく寒くて暗くて、美しいけど正直ここには住めないと思ったし、
モンサンミッシェル宿泊ツアーもよく組まれているけれど、日帰りでいいかな、というのが正直な感想。再訪もなさそう…。
有名なオムレツも、私は好きじゃなかったなあ。
モンサンミッシェルからパリ市内へと、イルミネーション輝くギャラリーラファイエットがお出迎え。
日本ではあまり見ないギラギラのイルミネーションと、それでいて全く違和感なくマッチしてしまうパリの街はさすが。
3日目、12月25日。
カーテンを開けると飛び込んできたのは一面の雪景色でした。
朝の散歩を兼ねて、クリスマスマーケットが開かれるシャンゼリゼ通りへ。
ヒュッテ(お店となる小屋)が沢山立ち並んでいます。
夜にこのすべてのヒュッテに明かりが灯ると思うとわくわく!
バスに乗って市内を観光。
イヤホンをバスに差し込み、言語を日本語に合わせることでバスに乗りながら街の案内を聞くことができます。
バスのルートはエッフェル塔、マドレーヌ寺院、オペラガルニエ、凱旋門などを通過し、なおかつオープントップバスなので、是非乗ってパリの街を一周してほしいです。パリの全体像が見えてきますよ!
しかしそれにしても、冬のパリは寒すぎる!
狭くて歩きやすいパリの街を歩きたいのに、オープントップバスで高い目線から街を見たいのに、本当に凍え死ぬかと思うほどに寒くて、ひたすら街歩き→カフェであたたまる、を繰り返していました。
正直もう一生真冬のパリは行きたくないです…。
その後は、道に迷いながら中世博物館を観光し、荷物を置いて、いざクリスマスマーケット!
シャンゼリゼ通りに向かいます。
朝見たヒュッテがすべて開き、各お店でグリューワインやクッキー、ケバブなど思い思いのものを販売。
12月25日のクリスマスでしたが、流石外国、家族連れが本当に多い。
クリスマスは家族と過ごす、という日本とは違う外国の文化を肌で感じることができた瞬間でした。
♪オ~シャンンゼリゼ~
♪お~シャゼリゼ~
とても素敵なクリスマスでした!
どんよりとした灰色の空が続いたパリ旅行でしたが、
最終日はまさかの晴天にめぐまれました!(気温は低い)
再びオープントップバスに乗って市内を巡ります。
エッフェル塔からパリの街を見下ろします。
正直、エッフェル塔に上ることをバカにしてました
別に上らなくてもいいだろう、と思っていたので前回の旅行でも上りませんでした。
しかし上ってみるとあらびっくり。
目の前にはパリの絶景が広がるし、エレベーターは超急斜だし、塔にスケートリンクがあったりして、本当に驚きの連続でした!
しかも、東京タワーのように完全室内ではないのです。
せっかく塔に上れたのに相変わらず寒さに凍えそうでしたが、その分開放感がありパリの空気を一気に感じることができました!
パリに行った際にはぜひエッフェル塔に上ってみることをお勧めします!
長かったようで短い旅はもう終わり。
帰路につきます。
私にとって何度も行きたくなる街はパリです。
新たに行きたい場所もあるけれど、再び訪れたい場所が沢山ある。
何十回、何百回と訪れたい。
きっとその度に、魅了されるのだろうな、と思います。
今度は暖かくてお花が沢山咲いているときに行きたいな!!
おわり
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