今回の世界文化比較は「宗教」についてご紹介いたします。
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今回は国どうしの比較ではなく、より大きな枠組みで世界を見ていきたいと思います。
今日宗教と呼ばれるものは無数にありますが、世界三大宗教と言われる
「仏教」
「キリスト教」
「イスラム教」
について比較していきたいと思います。
キーワードは発祥、主要地域、特徴です。
まず「仏教」。
①発祥
紀元前6~5世紀(インド)
ガウタマ・シッダールタが菩提樹の下で瞑想をし、悟りを開いた。その悟りを知らせるために教えを説いて回った。それが仏教の始まりです。
②主要地域
東南アジア、東アジア、チベット
全体として4億人の信者がいるそうですが、発祥地のインドの周辺部に多くの信者がいます。仏教は寺院にて合掌するのが基本的な儀式です。教典は仏教経典です。
③特徴
八正道
ガウタマ・シッダールタの教えの中に八正道というものがあります。
「正しく見る、考える、話す、行動する、生活する、努力する、思い巡らす、心をおく」という8つの行動です。すべてに正しくという言葉がつきます。元々輪廻転生という考えがあり、生き続けることの苦しみ{執着や煩悩、四苦(生、老、病、死)}からこの行いをすることで脱却できるという教えだそうです。
次に「キリスト教」。
①発祥
紀元元年ごろ(イスラエル)
イエス=キリストはローマ帝国の反逆者という理由で十字架に磔にされ処刑された。人々はその死を全ての人の罪を償うために死んだと解釈し、イエスは救世主であるという考えが生まれた。これがキリスト教の始まりです。
②主要地域
ヨーロッパ、南北アメリカ
全体としては22億人もの人がキリスト教を信じているそうですが、多くはヨーロッパや南北アメリカに集中しています。お祈りは教会にて聖書と讃美歌を持って行われます。
③特徴
三位一体と隣人愛
キリスト教ではイエスキリストは神であり、神の子であり、精霊であるという考えを持っています。ゆえに三位一体であると考えられています。
そして隣人愛という考えを持っており、誰に対しても平等な愛を持つという考えです。たとえ赤の他人であろうとそして敵であろうと関係なく愛を持って接するようにと考えられています。
最後に「イスラム教」。
①発祥
610年(サウジアラビア)
ムハンマドがメッカから5キロのヒラー山にこもり、瞑想をしていた時、天使ガブリエルが現れ、神の啓示を受けた。それを人々に教えていったのがイスラム教の始まりです。
②主要地域
西南アジア、東南アジア、アフリカ
全体として16億の信者がおり、発祥地の近くの西南アジアをはじめ、アフリカ、東南アジアに多くの信者がいます。モスクという礼拝所で儀式を行っています。教典はコーランです。
③特徴
六信五行 偶像崇拝禁止
・六信・・アッラー、天使、啓典、預言者、来世、天命を信じること
・五行・・信仰告白、礼拝、喜捨、断食、メッカへの巡礼を行うこと
神アッラーは偉大であるため、神を目に見える形にしてはいけないというルールがあります。
以上、簡単にですが、世界の宗教をお伝えしました。
名前を知っていても自分の生活になじみのない宗教についてあまり知らない人が多いと思います。しかし、知ってみると新たな視点を持つことができます。
是非興味を持っていただけたのなら自ら調べてみてください。



