世界一美しい女性が住むと言われる国、ブラジル。
世界中の人種が移り住み、古くから交わりを深めてきたこの国は人種間の差別がほとんど無く、異人種間での結婚も一般的です。
そのおかげもあり、街中を歩く女性も様々。
スラリと長い手足のヨーロッパ系、肉感的なボディのアフリカ系、コーヒー色の肌が眩しい混血のモレーナ、オリエンタルな魅力を備えた日系人も数多くいます。
正によりどりみどりの女性達。
更に嬉しい事に彼女達の水着は驚く程隠す面積が少ない!
なんでも、とあるブラジル人に言わせれば日本の水着はオムツのようで最高にダサいとか。
ビーチに行けば、一日中彼女たちを眺めながらビールを飲むだけで気分は天国です…
さて、そんなブラジル人女性との恋愛を会得するには、日本と少し違う「ルール」を理解する必要があります。
それは、この国には一般的に恋愛関係にFicarとNamorarの二段階があること。
ブラジルでは日本と異なり、告白から始まる男女交際はあまり一般的ではありません。
友人から紹介された人であったり、久しぶりにパーティで会った旧友だったり、あるいはクラブで一目惚れした相手だったり。
出会いのきっかけは様々ですが、その場で、或いはデートを重ねて何となくいい感じになればそれはもうFicarです。
日本語にあえて訳せば、友達以上恋人未満という感じでしょうか。
しかし、ブラジルは日本よりもキスの捉え方が軽いので、Ficante(Ficarした相手の事)とも大抵は熱いキスを、或いはそれ以上までします。
ただ、この段階では本当の恋人同士ではありません。
あくまで、お試し期間といった感じ。ここまでで別れるカップルも数多くあります。
Ficarを経て、お互いに真剣な恋愛感情を持ったならばそれはNamorar。
大体この段階にも告白などを経ずに移行するので、両者の境目は曖昧ですが、namorarの段階では互いをNamorado,Namorada或いはMeu amor(私の愛!)などと呼び合います。
この両者の境目が曖昧なのはブラジル人にとっても厄介なようで、
とある友人は「てっきり俺は彼女の事をNamoradaだと思っていたのに、この前パーティに彼女と行ったら、彼女は友人に俺の事を『私のアミーゴよ』なんて紹介したんだ…」と泣き言を言ってました。大変ですね。
なお、ブラジルのキスのハードルは日本に比べて低めですが、Namorarしている人は別の話。
ブラジル人には嫉妬深い人が多いので、自分のNamorado,Namoradaが他の異性とキスを交わしたりするなど言語道断という人も多いです。
実際、恋愛の嫉妬がもつれて相手を刺した刺されたなんて事件がブラジルでは良く聞かれます。
また、日本では恋人を家族に紹介する事はもかなりハードルが高いですが、
ブラジル人はNamoradoはもちろんのこと、Ficanteまでも気軽に家族に紹介する人が多いです。親達もさして気に留めないようですね。
とある日系人のベテラン男性曰く、「ブラジル人はNamorarするには最高の相手だが、結婚相手は日本人に限る」とか。
真偽の程は分かりませんが、日本人に飽き飽きしたあなたはブラジルで恋人を捜してはいかが?
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