今回は日本からたった約2時間半で行ける韓国の衣食住をご紹介します!
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~衣~
韓国の伝統衣装といえば韓服。しかし近代化とともに洋服が主流となり、今では特別な時に着るものとなっています。日本でいう着物といったところでしょうか。
韓服はかつて身分と技能、性別や年齢により使われる素材や色などが区別されていましたが、礼服としての意味合いが強くなったいまでは用途上の区別が優先されるようになりました。婚礼や還暦、1歳の誕生日、伝統行事などがその例です。
~食~
韓国では「薬膳同源」という食事は薬であるという思想があります。そのため体に良いとされる山菜、薬草、韓薬材などは韓国料理によく使用されます。また、その思想が日常にも根づいているため新聞やテレビで体に良いものが紹介されると市場ではそれがものすごく売れるそうです。
また韓国は南北に長いため地域ごとに気温や地形、土壌などが異なるため料理の種類が多様で同じ料理でも味が少しずつ異なることがあるようです。基本的に気温が低い北方の地域の料理は淡白で薄味、気温の高い地域は辛くてしょっぱい料理が多いそう。
とここまでいろいろ言ってきましたが韓国で食べ物といって真っ先に思いつくのはキムチでしょう。韓国人のキムチづくりは毎年11月下旬から12月上旬にかけて行われます。この時期に家族、親族を集めて1年分のキムチを作ることを「キムジャン」といいます。各家庭にはこの「キムジャン」で作った1年分のキムチを保管するキムチ専用冷蔵庫があるそうです。
~住~
韓国には韓屋(ハノク)という伝統的な家があります。韓屋の特徴は元々の地形を考慮した家の配置と季節の変化を考慮した家の構造にあります。
冬には厳しい寒さをしのぐため、「オンドル」と呼ばれる床暖房がついています。夏の暑さをしのぐために通風をよくする「大庁」と呼ばれる広間があります。
また韓屋は屋根の材料によって様々な名前があります。瓦張りの屋根であれば瓦の屋根、藁葺にすると藁葺の屋根、クヌギの皮で作るとグルピ家、すすきが屋根の材料なら茅葺の家、木を広めにわったものや平たい石などを使用するとモノワ家などと区別されています。中でも瓦で作った屋根の韓屋は製作費が高く庶民には手の出ないものでした。
いかがでしたでしょうか?日本のお隣の国へふらっと旅してみませんか?
では次回をまたお楽しみに!!
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