カンボジア

アンコール・トム

8月中旬、私は1週間ほどに行ってきました。

 

出国前、「に行く」と周囲の人に言うと、「って危ない国?気をつけてね・・・!」という言葉をよく言われました。

私自身、と聞いて思い描くイメージはアンコールワットぐらいでした。

みなさんはに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか・・・?!

 

よく“に学校を建てよう!”というポスターなどを目にするかと思いますが、には多くの人がボランティアに訪れています。

私もその一人。

今回初めて観光で海外に行くのではなく、ボランティアのために海外に飛び立ちました。

関東、東海、関西など日本各地から集まった大学生23人でボランティアや現地について学びつつ、観光を楽しみました。

 

に着いたのは23時頃。

私はボランティアのプログラムに参加したので、移動などは全て手配された車でしたが、
個人で旅行される方は空港から市内までは事前にタクシーを予約するなど、交通情報を調べておくと安心かと思います。

 

それではさっそく、の街並みについての紹介ということで、シェムリアップについてメインに書いていきたいと思います!

 

まずはと言ったら誰もが行ってみたいと思うであろう、アンコールワットです。

アンコールワットに入るためには、入り口で写顔真を撮り、その写真がチケットに載ります。

そして、入口からアンコールワットまでは割と距離があり、車やトゥクトゥク、自転車などで移動します。

アンコールワット

現地のガイドさんによると、こちらがアンコールワットを眺める1番の絶景ポイントだそうです!

水にアンコールワットが反射して見えるのがポイント!

早朝のアンコールワット

アンコールワットは早朝、日中、夕暮れと見る時間帯によっても表情を変えるそうですが、
あいにく私が訪れた日は天候があまり良くなく、日のでも日の入りの瞬間も見ることができませんでした。

よく写真で見るような、神秘的な空を背景にアンコールワットを見ることができるのはラッキーな人なのですね!

もう一度に行って今度こそ見たいです!

 

ちなみに上記の写真は朝5時半頃の写真です。

完全に日が昇る瞬間を見逃しまして、気がついたら昇っていました・・・笑

日の出を見るために日中のチケットとはまた別に20ドルを支払いアンコールワット内に足を踏み入れたのですが、
なにせ気がついたら日が昇っていたので、20ドルの日の出・・・笑・・・といった感じでした。

 

こちらはタ・プロ―ム

タ・プロ―ム

 

アンコール・トム

アンコール・トム

ここで日本人の花婿さん・花嫁さんを見ました!

白いドレスを着てアンコール遺跡群・・・うらやましい!!

ただ、急な階段や段差が多いので、特別な場合を除き動きやすい格好で見学されるのをオススメします・・・

そして何より、はじめじめしていて暑かったのですが、この場所は特に暑かったです!人口密度がすごい!

 

アンコール遺跡群を全て周ろうとすると一体何日かかるのだろう?と思うほど広く、多くの見どころがあります。

 

こちらは郊外にあるベンメリア。

「天空の城ラピュタ」のモチーフとなった場所でもあるそうです。

ベンメリア

もちろん上の方に登り「バルス」ってやりました(笑)

ベンメリア遺跡はもともと寺院だったそうですが、熱帯樹の根が伸張し、
石を持ち上げたことにより建造物が崩れ、このような神秘的な建造物になったそうです。

ベンメリアは想像以上に広く、迷路のようでした。

ベンメリア遺跡の中

こどもたちも多くいます。

少し現実的な話になってしまいますが、「あめちょうだい」など、観光客から飴や水などをもらおうとします。

ベンメリアにいるこどもたち

はまだまだ貧富の差も激しく、孤児や病院に行くことさえ困難な人もいます。

こちらは水上生活をする人たちです。

ボートに乗り、見学します。

水上ボートで見学

ボートに乗り込みしばらくすると、どこに隠れていたのか気づけばボートの外から小学生ぐらいの兄弟が出てきました。

水上で生活するこども

すると突然私や隣の子にマッサージをはじめました。

あまりにも突然のことだったので、何が起きたのかわかりませんでした。

しかし、マッサージを受けしばらくすると、「1ドル・・・」とお金を請求してきました。

すごく複雑な気持ちでした。

私が終わるとその子は次のターゲットへと移り、他の子にマッサージを始めました。

こちらの意志とは関係なく、マッサージをやり始め、しばらくすると「1ドル」。

そしてまた次の子へと移る・・・を繰り返し、そのボートに乗っていた23人ほぼ全員が幼い子供に「1ドル」と請求されました。

水の上に浮く家

決してこの幼い兄弟が悪いとは思いませんが、どうしようもできない現実を突きつけられた瞬間でした。

一方的にこの幼い子どもたちが悪いとは言えない現状に、ただただ考えさせられるだけでした。

1ドルと言ってずっと追ってくる

また、しばらくボートに乗っていると、
今度は母親と小学校低学年ぐらいの子が乗った小さなボートが私たちのボートの近くにやってきました。

首には蛇を巻いており、うっかり写真を撮ってしまうとこれまたお金を請求されます。

水の上に浮かぶ家

ちなみに、家は水に浮いており、雨季で雨が多く降ると時に木の上まで家が浮き上がるそうです。

そして、お風呂もこの水ですますそうです・・・

さて、の学校や孤児院の様子も少しだけ触れさせていただきます!

の学校

こちらは学校です。

日本人ボランティアが英語や日本語を教えていました。

の子どもたちは親のお手伝いもあり、午前の部と午後の部で学校に通ったりしています。

雨が降っていると、雨の音が教室に響き少し声が聞きづらいなと感じました。

それでもこどもたちはとても元気で、きらきらした笑顔で一生懸命に勉強をしていました!!!

の人は本当に勉強熱心で、日本語が流暢に話せる人でも、知らなかった日本語に出会うとすぐにメモをし、覚えようと努力します。

本当に、やさしく、努力家の人が多いです。

また、ひとつ気になったことは私と同世代の子どもを街であまり見掛けなかったことです。

これは、タイへ出稼ぎに行っている人が多いからだそうです。

まゆから糸をつくる女性たち

これはある村で撮った写真です。

女性たちがまゆから糸をひき、織物などをしています。

まゆの糸は想像よりも硬く剛毛でした!

まゆから作った糸をまとめる人

 

村の子どもたち!!

すごく人懐っこくて、かわいかったです!!

村の子ども

かわいすぎる・・・!!!

村の子どもたち

こちらは孤児院のこどもたち!

孤児院の子ども。一緒に折り紙や歌を歌いました!

人懐っこくてかわいい!

伝統楽器で音楽を演奏して出迎えてくれました!

伝統楽器でお出迎え

こちらの孤児院は、かつて日本人の方が運営していたのですが、
突然いなくなり現在はかつて自分も孤児院で育った人が経営しています。

しかしながら十分な援助もないため、以前はもっと大勢の子どもたちがこちらの孤児院にいましたが、
全員を養う余裕がなく、仕方なく数名は自分の村や他の地に帰したそうです。

まだまだ発展途上な面は否めないですが、ひとりひとりの笑顔は本当にまぶしく、前に進もうという力強さを感じました。

そして、実際にに行き、自分の肌で様々なことを感じたことから、
もっと多くの人にの良さを知ってほしいと思いました。

っぽい

それでは最後にの料理を少しだけご紹介します!

の料理は比較的食べやすかったです。

現地のガイドさんオススメの料理!

やきそば

 

影絵芝居

こちらはで有名な影絵芝居です!

 

 

に滞在した1週間は学ぶことも多く、気づかされることもたくさんありました。

そしてなにより、1週間共に過ごした仲間との思い出は一生大切な思い出となりました。

の街なみ

 

観光としてに行くのもよし、ボランティアとして行くのもよし。

は様々貴重な経験ができる素敵な国です。

ぜひ一度訪れてみてください!

 

学生の方はボランティアやスタディーツアーのような旅も、素敵な仲間ができる上、学ぶことも多くおすすめですよ!!!


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