スペイン留学体験記

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※2012年に、留学中に書いていただいた記事です。

法政大学2年―山田恵里佳さん

サグラダファミリア

□留学している国

スペイン(バルセロナ)

 

□留学で大切なこと

一番は楽しむ気持ちだと思います。
当然初めは言いたいことをうまく伝えられないもどかしさに落ち込んだり、焦ったりすると思います。

自分の国の文化と違う場所に住めば落ち込んだりするのは当然です。

でも、そこでめげずに、考えすぎずに気楽にいることも大切なことです。

自分の気の持ちようで全て楽しくなると思います。辛いことも時が経ってしまえばきっといい思い出になると思います。

机に向かって勉強するよりも、友達と遊んだり、様々な場所に行くことが一番語学を習得するための近道なのではないかと思います。

 

□驚いたこと

海外に行くと自分が思っていたイメージと違う!なんてことはしょっちゅうあります。
スペインで生活して2カ月たった今、私が驚いた3つのことを紹介しようと思います。

*スペイン人は意外とおとなしい?!
私自身、スペイン人はもっと陽気でおしゃべりでアグレッシブなのかと思っていましたが、実際にバルセロナで生活してみて、そのイメージは覆されました。

町の人々は比較的穏やかで、親切な人が多いです。

同じスペイン人でも、出身地によって静かな人が多いのか、おしゃべりの人が多いのかも違います。

そこがおもしろくもあり、私のちょっとした発見です。

 

*日本人が積極的!
クラスが留学生しかいないので、アメリカやフランス、中国、ロシアなどといった様々な国の学生の雰囲気を知ることができるのも楽しいです。

そして、意外と日本人が一番積極的だということに驚きました。

クラスでも他の国の友達に話しかけるのは日本人から。授業で最前列にいるのも日本人。とてもうれしい驚きです。

 

*エレベーターでカルチャーショック
エレベーターには「閉」ボタンがない!急いで閉めなくても、自然に閉まるまで待てばいい、という考え方だそうです。

そして、中にはエレベーターのドアが手動のものもあります。さすがに私もこのタイプのエレベーターには驚きを隠せませんでした。

写真を撮り忘れてしまいました。

すみません・・・

 

 

□留学を迷っている人へ

迷ってるなら行っちゃえ!
もちろんお金がかかるものなので簡単なことではないと思います。

しかし、留学して得られるものはたくさんあっても、損をすることは1つもないと思います。

海外の友達や、価値観や文化の違いを肌で感じたり、旅行やTV,本では体験できない貴重なものに出会うことができます。

また、語学面だけではなく、積極性や根気といった面でも成長するのが留学だと思います。

伝えよう、話そうという気持ちさえあれば、どんなにその国の言葉が話せなくても相手は理解しようとしっかり聞いてくれます。

外に一歩踏み出すことで、今まで知らなかった広い世界が待っているのでぜひチャレンジしてみてください!!!

カサミラ